ロイヤルオーク人気モデルはどれ?型番別の違いと選び方

ロイヤルオークを調べ始めると、型番の多さに最初は少し戸惑いますよね。15202、15500ST、オフショアと並んでいるのを見て、「どれが自分に向いているのか」と迷う方は少なくないと思います。

『クロノヴィア』のトキオです。わたし自身、ロイヤルオークを初めて調べたとき、同じように型番の壁に引っかかりました。今回は、人気の高い主要モデルに絞って、それぞれの立ち位置と選ぶときに見ておきたいポイントを整理しました。

なんとなく「有名だから」で選んで後悔したくない方に、少しでも判断の足しになれば嬉しいです。

目次

ロイヤルオークがここまで人気な理由

ロイヤルオークが誕生したのは1972年。高級時計の素材としては異例だったステンレススチールをあえて採用し、スポーツウォッチとドレスウォッチの境界線を曖昧にした時計です。

デザインの核にある八角形のベゼルと、「タペストリー文字盤」と呼ばれる格子状のパターンは、発売から50年以上経った今も基本形が変わっていません。これほど長い期間、ほぼ同じデザインで愛され続けているラグジュアリースポーツウォッチはそう多くないんですよね。

価格面でいうと、SSモデルは現在の正規定価でおおよそ400万円台から600万円超の幅があり、中古市場ではそれを上回る価格帯での取引も続いています。需要が供給をはっきり上回っている状態で、正規店での購入が非常に難しいモデルという認識が定着しています。

ロイヤルオーク人気モデルはどれ?型番別の立ち位置

ここが一番迷うところだと思います。大きく分けると「通常のロイヤルオーク」「エクストラシン(ジャンボ)」「オフショア」という三つの系統があり、それぞれ性格がかなり違います。

15500ST(通常・41mm)

2019年にデビューした現行の主力モデル。Cal.4302搭載でパワーリザーブ約60時間。「ロイヤルオークらしさ」を一番素直に体現している。

15202ST(エクストラシン・39mm)

1972年の初代を忠実に復刻したモデル。ケースの薄さと39mmという絶妙なサイズが特徴。「ジャンボ」の愛称で親しまれている。

オフショア(42〜44mm)

通常ロイヤルオークをベースに、よりスポーティーでパワフルな方向へ進化させたシリーズ。クロノグラフ搭載モデルが定番。

この三つを並べたとき、わたしが一番気になったのは「サイズと薄さ」の差でした。15500STは41mmで存在感があり、エクストラシンの15202STは39mmで着け心地が柔らかい。どちらが正解というよりも、腕元に何を求めるかで答えが変わるんですよね。

エクストラシン(15202ST)が特別視される理由

1972年の初代ロイヤルオークに限りなく近い形を保っているのが、15202STの最大の特徴です。文字盤の「プチタペストリー」と呼ばれる細かな格子パターン、ロゴの配置、ケースの薄さ──これらが初代のデザイン言語をそのまま受け継いでいます。

搭載ムーブメントのCal.2121は長年にわたりロイヤルオークのアイコン的な機械で、生産終了が報じられてからは希少性がさらに注目されました。時計そのものの完成度と歴史的な文脈の両方を評価する買い手に特に支持されているモデルです。

過去には中古市場で定価の10倍近い水準まで値が上がったこともあり、資産価値の観点で語られることも多い一本です。現在も中古市場での注目度は高く、相場には状態や付属品の有無で差が出ます。

15500STと15400STは何が違うの?

「現行の15500STと、その前の15400STは実際どう違うの?」というのも、調べ始めるとよく出てくる疑問です。大きな見た目の変化はないのに、ムーブメントとパワーリザーブが変わっています。

  • 15400ST:Cal.3120搭載、パワーリザーブ約60時間、2012年登場
  • 15500ST:Cal.4302搭載、パワーリザーブ約60時間、2019年登場
  • 外観はほぼ同じだが、ムーブメント世代が異なる
  • 現行は15500STで、文字盤のバリエーションも複数展開

中古で15400STを検討するのも選択肢としては十分あり得ます。ただ、同じ予算なら現行の15500STと比較してどちらを選ぶかは、状態や価格差をきちんと見てから判断したいところですね。

オフショアは「別の時計」として選ぶ

ロイヤルオークとロイヤルオークオフショアは、同じブランドの派生モデルですが、性格がかなり違います。通常のロイヤルオークが「ドレスとスポーツの中間」なら、オフショアは「よりスポーツ寄り」と考えると分かりやすいです。

ケースサイズは42mmから44mmが中心で、存在感とボリュームが一回り増します。クロノグラフ機能を搭載したモデルが定番で、チタン素材のバリエーションも充実しています。オフショアを選ぶ場合は、腕回りのサイズ感を実機で確認してから判断するのが無難です。

資産価値の文脈では通常のロイヤルオークほど語られることは少ないですが、クロノグラフとしての機能性や、スポーツウォッチとしての完成度を求める方には根強い人気があります。

人気モデルは正規店でそう簡単には買えない

トキオ

正規店で待てる環境かどうかも、判断のひとつになりますよね

ロイヤルオークの主要モデルは、正規定価での購入が非常に難しい状況が続いています。需要が供給を大きく上回っており、正規店の店頭に並ぶことはほとんどありません。

中古市場を選ぶ場合は、販売価格と買取相場の違いを先に把握しておくことをおすすめします。同じ型番でも状態・付属品・製造年代で価格の差が出ます。中古で購入する際は信頼できる販売店を選ぶことも、後悔しないためには外せないポイントです。

どのモデルから見ればいいかに迷ったら

ロイヤルオークの人気モデルを大きく整理すると、「初代の空気感を大切にしたいなら15202ST」「現行の完成形を素直に選びたいなら15500ST」「よりスポーツ寄りの個性を求めるならオフショア」というふうに方向が分かれます。どれが優れているというよりも、生活の中でどう使いたいかが先にあって、それに合うモデルを選ぶのが後悔しにくい順番だとわたしは思っています。

価格と相場は時期によって変動します。特に中古市場は状態や付属品によって同じ型番でも幅が大きいので、複数の販売店の価格を比べながら見ていくのが現実的です。

まずは気になるモデルの型番と現在の相場を調べてみることから始めると、次に見るべき情報が自然と絞られてきます。焦らず、自分のペースで判断材料を増やしていきましょう。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「クロノヴィア」トキオ

クロノヴィアでは、高級腕時計のブランドやモデルごとの違い、価格感、選び方に関するよくある疑問を、わかりやすく整理しています。

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