ロイヤルオークを調べていると、「予約が取れない」「そもそも予約を受け付けていない」という声をよく見かけます。どこから手をつければいいのか分からず、検索だけ繰り返している方も多いんじゃないかと思います。
『クロノヴィア』のトキオです。わたし自身、ロイヤルオークを手に入れようとした時期に、正規店の仕組みを一通り調べました。その経験をもとに、予約の実態と、今できることを整理してみます。
結論から言うと、ロイヤルオークは正規店で「予約」という形では受け付けていないのが現状です。ただ、購入に近づく方法が何もないわけではありません。
そもそも予約制度はあるの?
オーデマピゲのブティックやAPラボは、来店自体を予約制にしているケースがあります。ただ、「商品の購入予約」「欲しいモデルの入荷待ち予約」とは別の話です。
来店予約は試着や相談のための枠であり、そこでロイヤルオークをオーダーできるわけではありません。購入の順番を確保できるシステムは、現状ほぼ存在しないと見ておいたほうがよさそうです。
知恵袋やSNSでも「予約すら受け付けていない」という体験談が散見されます。わたしがここで一度止まったのも、この点です。来店予約ができるからといって、購入に直結しないとわかったとき、入口から仕切り直しが必要だと感じました。
なぜこんなに入手が難しいのか
オーデマピゲ全体の年間生産本数は、世界でおよそ4万本程度と言われています。ロレックスと比べると圧倒的に少なく、日本市場への割り当てはさらに限られます。
ロイヤルオークは2次流通市場でも価格が定価を大きく上回る状態が続いており、欲しくても手が届かないという状況が慢性化しています。二次市場では、状態の良い中古でも定価の倍近い相場になることも珍しくありません。
需要が供給を大きく超えているため、正規店側も「誰に売るか」を慎重に判断せざるを得ない状況です。ここを踏まえないと、何度足を運んでも同じ壁にぶつかります。
正規店で選ばれるために必要なこと
購入実績、いわゆる「実績作り」が鍵になるというのは、複数の購入経験者が語っています。ロイヤルオーク以外のAPモデルをまず購入し、ブティックとの関係を積み上げていくのが一般的な流れです。
- 定期的にブティックへ足を運び、担当者との関係を作る
- ロイヤルオーク以外のAPモデルを先に購入して実績を積む
- 転売目的でなく長く使いたいことを自然な流れで伝える
- 新作発表のタイミングに合わせて相談に行くのも一つの手
実績作りに近道はなく、時間がかかります。ただ、「勢いで一見さんが買える」ブランドではないという前提を持っておくと、焦りが少し落ち着くかもしれません。
APハウス・APラボの活用について
オーデマピゲには直営の体験型施設「APハウス」や「APラボ」があります。これらの場所でも、関係構築という観点から足を運ぶ価値はあります。
ただし、施設を訪れたからといってすぐにロイヤルオークが手に入るわけではありません。あくまでもブランドとの接点を増やすための一つの場として位置づけておくのが現実的な見方です。
トキオここは急がずじっくり関係を作る場所かな
中古という選択肢も検討してみる
正規店にこだわらないなら、中古市場も一つの現実的な入口です。ただし、ロイヤルオークの中古相場は定価を大幅に上回っています。代表的な15500STで見ると、状態や付属品の有無によって価格差が大きく出ます。
中古で買う場合、販売価格と買取相場は別物という点も頭に入れておきたいところです。「定価より安く出ている」と見えても、状態・付属品・保証書の有無でかなり変わります。
時間より確実性を取るなら中古、ブランドとの関係を大事にしたいなら正規店を粘り強く続ける、という分岐をどこかで自分なりに決めておくと、動きやすくなります。
ロイヤルオークと正直に向き合うには
ロイヤルオークの予約と入手について整理すると、「予約制度はほぼない」「正規店では実績と関係性が鍵になる」「急いで手に入れたいなら中古相場と向き合う必要がある」という三つが現状のリアルです。
どのルートを選ぶにしても、まず一度ブティックへ足を運んで担当者と話してみることは無駄にならないと思います。行ってみて初めて分かることもあるし、来店のハードルはそこまで高くありません。
「予約がない=諦める」ではなく、今週末にでも近くのAPブティックの来店予約を入れてみるのが、最初の一歩としては一番具体的です。












