ロレックスのサブマリーナーって、気になって調べ始めるとまず価格の話が出てきますよね。「また値上がりしたの?」「今の中古相場ってどのくらい?」と、数字を追いかけていくうちに混乱してきた方も多いんじゃないかと思います。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。わたしも改めて定価の推移を調べてみたら、発売当初の価格と今の定価を並べたときに思わず「え、こんなに?」って止まってしまいました。
この記事では、サブマリーナーの定価がどう推移してきたか、中古相場はどう動いたかを、実際に確認できた数字をもとにまとめています。今の価格感をつかみたい方の参考になれば。
定価は発売時から約1.5〜2倍に
2020年9月に現行モデルが登場したとき、ノンデイトの124060は税込854,700円でした。それが2026年1月時点では1,494,900円になっています。6年弱で約1.75倍というペースです。
デイトモデルの126610LNも同様で、2020年9月の965,800円から2026年1月には1,683,000円まで上がっています。定価の改定は2021年・2022年・2023年・2024年・2025年・2026年と、現行モデル登場以降ほぼ毎年続いています。
2026年1月の改定では、126610LNが1,570,800円から1,683,000円へ約7.1%の引き上げ、124060が1,400,300円から1,494,900円へ約6.7%の引き上げとなりました。毎回の改定幅が小さくても、積み重なると大きな差になるのがよく分かります。
124060の定価推移を年次で確認
ノンデイトの124060は、発売からの定価推移がはっきり確認しやすいモデルです。以下に主な改定タイミングをまとめました。
| 改定時期 | 定価(税込) |
|---|---|
| 2020年9月(発売時) | 854,700円 |
| 2021年8月 | 897,600円 |
| 2022年1月 | 990,000円 |
| 2022年9月 | 1,060,400円 |
| 2023年1月 | 1,084,600円 |
| 2024年1月 | 1,318,900円 |
| 2025年1月 | 1,400,300円 |
| 2026年1月 | 1,494,900円 |
2024年1月の改定は特に大きく、前年から約21万円の引き上げとなっています。一回の改定幅がこれだけ大きいと、タイミングによって「知らない間に20万円以上差がついていた」ということが起きやすいので、価格を確認する習慣をつけておいたほうがよさそうです。
中古相場は高騰から調整へ
中古相場の動きも、定価の推移とセットで見ると分かりやすいです。2021〜2022年ごろは需要が供給を大きく上回り、サブマリーナーの中古価格が定価を大幅に上回る状況が続きました。
126610LVの買取相場(平均値)は2022年に約240万円、それが2023年・2024年にかけて220万円・215万円と落ち着き、2025年は約226万円、2026年には約238万円と再び上昇傾向を見せています。124060も2024年にいったん160万円程度まで落ち着いた後、2025年は184万円、2026年は約198万円まで回復しています。
「暴落した」という声もあったりしますが、数字で見ると大きく崩れているわけではなく、高騰していた時期からの調整ととらえるのが実態に近い印象です。
定価と中古の価格差、今はどのくらい?
2026年時点で、124060の正規店定価は1,494,900円。一方、中古の買取相場は未使用品で190万円台後半、販売相場では220万円前後のものも出回っています。定価より中古のほうが高い状態が続いているわけです。
トキオ定価より中古が高いって、なかなか不思議な感覚ですよね
正規店では定価通りに購入できれば一番コストが低いのですが、サブマリーナーは入手難易度が高く、定価での購入自体が難しい状況が続いています。その結果、中古市場に需要が流れ、相場が定価を上回る構造が維持されやすくなっています。
値上がりの背景にある要因
定価がここまで上がってきた背景には、複数の要因が重なっています。円安の影響でスイスフランベースのコストが国内定価に反映されやすくなっていること、製造・素材コストの上昇があること、そしてロレックス自体が供給量を抑えた販売戦略を続けていることが挙げられます。
- 円安によるスイスフランベースのコスト上昇
- 素材・製造コストの増加
- ロレックスの供給量を絞った販売戦略
- 正規店での入手難により中古需要が高止まり
これらが重なることで、定価が上がっても中古相場がそれ以上に維持されやすい状態が続いています。「定価が上がる=中古も上がる」という連動が起きやすい構造です。
中古で探すときに見ておきたいこと
中古でサブマリーナーを検討するなら、同じ型番でも個体によって価格差が出るポイントを先に知っておくと判断しやすくなります。付属品の有無、ポリッシュ(研磨)済みかどうか、オーバーホール歴のタイミングあたりは、わたしなら必ず確認してから検討します。
- 付属品(保証書・箱)
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揃っているほど相場が高め。売却時にも価格を維持しやすい。
- ポリッシュの有無
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研磨済みはコレクター評価が下がりやすい。無研磨が人気。
- オーバーホール履歴
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直近でOH済みなら安心感がある。時期の確認もしておきたい。
相場の数字はあくまで目安です。同じ型番でも状態・付属品・販売店によって実際の価格は変わるので、複数店舗で確認するのが結局いちばん外れにくい方法です。
価格の流れを知ったうえで動くと違う
サブマリーナーの定価は、2020年の現行モデル登場以降ほぼ毎年改定が続き、ノンデイト124060で発売時から約1.75倍になっています。中古相場も2022年ごろの高騰から一度調整を経て、2025年〜2026年にかけて再び上昇傾向が見られます。
定価改定のタイミングは毎年1月ごろが多い傾向があります。もし購入を検討しているなら、年末年始前後に定価改定情報を確認しておくと、想定外のタイミングで「また上がってた」という状況は避けやすくなります。
まずは気になる型番を一つ絞って、今の中古相場と定価の差を確認するところから始めてみてください。数字を並べて見るだけで、今の市場のおおまかな温度感がつかめてきます。











