ロイヤルオークを調べ始めると、思ったより種類が多くて、どこから見ればいいのか分からなくなりませんか?
こんにちは。『クロノヴィア』のトキオです。わたしもはじめてラインナップを眺めたとき、同じ「ロイヤルオーク」という名前がついているのに、見た目も価格帯もずいぶん違うなと感じて、少し時間をかけて整理した経験があります。
大きくは3つの系統に分けられます。それぞれに方向性がはっきり違うので、まずそこをおさえると選びやすくなります。
3系統に整理すると見えてくる
ロイヤルオークは、大きく「ロイヤルオーク」「ロイヤルオーク オフショア」「ロイヤルオーク コンセプト」の3系統に分かれます。それぞれ登場した時期も、目指しているものも違います。
- ロイヤルオーク(1972年〜)
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原点。八角形ベゼルと一体型ブレスレット、タペストリー文字盤が特徴。スポーツラグジュアリーの元祖。
- ロイヤルオーク オフショア(1993年〜)
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ロイヤルオークをより大型・スポーティーに発展させた系統。クロノグラフが基本で、サイズも42mm〜44mmが中心。
- ロイヤルオーク コンセプト(2002年〜)
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最先端の技術とオープンワーク構造を前面に出した、コレクター向けの高機能系統。価格帯も大きく跳ね上がる。
この3系統の中でもさらにモデルが細分化されているので、最初は「自分がどの系統にいるか」を絞るだけで、ずいぶん選びやすくなります。
まず最初に見るなら「ロイヤルオーク」本系統
もっともポピュラーなのが、オートマティック(3針)モデルのRef.15510です。ケース径41mm、グランドタペストリーの文字盤、スティールブレスレット一体型という、ロイヤルオークらしさがそのまま詰まっています。2024年11月時点の定価はステンレスモデルで税込約412万円ほど。
文字盤カラーはブルーとブラックが主流で、ブルーは1972年のオリジナルへのオマージュとして特に人気があります。どちらを選ぶか迷う人は多いですが、ブルーはシルバーインデックスとの対比が強く、遠目にも印象的。ブラックはスーツからカジュアルまで合わせやすいのが特徴です。
もう一本、気になるのが「ジャンボ エクストラシン(Ref.16202)」です。ケース径は39mm、厚さ8.1mmというスリムさで、1972年のオリジナルに近いプロポーション。2022年に新ムーブメント・キャリバー7121を搭載して刷新されました。存在感よりも上品な薄さを求める方には、こちらが合うかもしれません。
クロノグラフが欲しいなら、どちらの系統か
クロノグラフを求めるなら、「ロイヤルオーク クロノグラフ(Ref.26240)」と「ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ(Ref.26470など)」の2系統から選ぶことになります。ここが最初に迷いやすいところです。
Ref.26240は41mmで、ロイヤルオーク本来のエレガンスを維持しながらクロノグラフ機能を載せたモデル。オフショアとの最大の違いはケースの大きさと存在感で、オフショアは42mm〜44mmで厚みもあり、より主張の強い外見になります。定価(2024年目安)はRef.26240ステンレスで約555万円。
トキオオフショア、想像より大きくて驚きました
わたしが最初にオフショアを実機で見たとき、正直「これは腕に乗るのか?」と一瞬止まりました。写真で見ると慣れた大きさに見えるんですが、実際には44mmのケースが想像以上に存在感があります。手首が細めの方は、実機で確認してからのほうが後悔しにくいと思います。
コンセプト系統は「見る時計」に近い
ロイヤルオーク コンセプトは、2002年登場以降、トゥールビヨンやクロノグラフ機構をオープンワーク構造で見せるモデルが中心です。実用のスポーツウォッチというよりは、機械の美しさや工芸品としての側面が強い系統です。
2025年1月には日本限定のロイヤルオーク コンセプト トゥールビヨン クロノグラフ オープンワークが発表され、銀座・名古屋・大阪の各ブティックとヨシダ東京本店の4店舗のみで販売されました。限定本数25本という希少性もあり、価格は要問い合わせとされていました。
3系統の立ち位置をざっくり比べると
3系統のそれぞれをひとことで言えば、こんな位置づけになります。
| 系統 | ケース径の目安 | 雰囲気・向いている人 |
|---|---|---|
| ロイヤルオーク(本系統) | 39mm / 41mm | エレガントさとスポーツ感を両立したい方 |
| ロイヤルオーク オフショア | 42mm〜44mm | 存在感・ボリューム感を求める方 |
| ロイヤルオーク コンセプト | 38.5mm〜44mm | 機械としての美しさを楽しみたい方 |
「価格が高いほど上位モデル」という構造ではなく、それぞれが別の方向を向いています。どれが正解かより、どの方向性が自分の生活に合うかで選ぶほうが、あとで迷い直しにくいと思います。
まず系統を絞ることから始めてみると
ロイヤルオークの「種類」を調べている方の多くは、何を最初に見ればいいか分からなくて迷っている段階だと思います。そのときは「3系統のどれか」をまず一つ絞ると、そこから先がぐっとシンプルになります。
15510(本系統・3針)か、26240(本系統・クロノグラフ)か、オフショア(大きくてスポーティー)か。この3択まで落とせれば、実機を見に行く前のイメージが固まりやすくなります。定価は年次によって変動していることが多いので、実際に購入を検討する際はブティックや正規販売店で最新の価格を確認するのが確実です。
まず実機を見たい方は、ブティック(銀座・大阪・名古屋)か正規販売店へ。事前に系統だけ絞ってから行くと、スタッフとの会話もしやすくなります。気になるモデルが複数あるなら、同じ日に並べて見るのも一つの方法です。












