デイトナを売ろうと思ったとき、「相場がいくらか」を調べるとサイトによって数字がバラバラで、どこを基準にすればいいのか迷いませんか?
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。デイトナの買取相場は型番によって100万円単位で変わります。しかも、同じ型番でも文字盤の色や付属品の有無で査定額がさらにブレるので、一つの数字だけを見て判断するのは少し危ないんですよね。
この記事では、2026年4月時点で確認できた買取相場の目安を型番別に整理しながら、価格に影響しやすいポイントも合わせて見ていきます。
2026年現在のデイトナ買取相場の目安
複数の買取専門店のデータをもとにすると、2026年3月から4月時点での参考相場はおおよそ次のような水準です。いずれも状態良好・付属品ありの場合の目安になります。
| 型番 | 文字盤 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 126500LN(現行) | ホワイト | 550万〜580万円前後 |
| 126500LN(現行) | ブラック | 490万〜510万円前後 |
| 116500LN(旧型) | ホワイト | 460万〜490万円前後 |
| 116500LN(旧型) | ブラック | 400万〜420万円前後 |
| 116520(旧型SS) | ホワイト・ブラック | 300万〜350万円前後 |
上記はあくまで参考値です。買取店の方針や時期によって変動するため、最終的には複数店舗で見積もりをとって比べるのが確実です。
ホワイトとブラック、なぜ値段が違う?
116500LN以降のモデルでは、ホワイト文字盤がブラック文字盤よりおおむね50万〜80万円ほど高い相場で推移しています。旧型の116520ではほぼ価格差がなかったのですが、116500LNでこの逆転が起きました。
理由としては、セラクロムベゼルとのコントラストがホワイト文字盤のほうが映えること、希少感のある見た目への需要が高まったことなどが背景にあると言われています。現行の126500LNでも同様の傾向が続いており、ホワイトの相場がコンスタントに上をいっています。
相場の推移、ピークはいつだった?
デイトナの買取相場は、2022年前後に大きく跳ね上がりました。116500LNのホワイトは一時500万円台半ばに達し、コロナ禍の影響で高級時計全体の相場が急騰していた時期と重なります。
その後、2023年から2024年にかけて一度落ち着き、2024年の夏頃に下落が見られましたが、2025年秋から2026年春にかけて再び上昇傾向に入っています。「今が安い時期」という感覚は2024年のものであり、2026年現在は価格が戻ってきている状況です。
なんぼやのデータによると、116500LNホワイトは2025年3月に一時4,268,000円まで下がったあと、2026年1月には4,908,000円まで戻っています。この振れ幅を見ると、売り時のタイミングが数十万円単位で影響するのを実感します。
126500LNと116500LN、相場はどう違う?
126500LNは2023年にリリースされた現行モデルで、ムーブメントがCal.4130からCal.4230へ変更され、ケースデザインや文字盤レイアウトも刷新されています。買取相場も116500LNより60万〜80万円ほど高い水準にあります。
一方の116500LNは生産終了していますが、「旧型だから安い」とは一概に言えません。116500LNは長年のデイトナ人気を支えた世代で、セラクロムベゼルを初めて採用したモデルでもあり、状態の良い個体は今も高値を維持しています。
トキオ手元の型番を先に確認しないと、全然違うモデルの相場を見てしまうことがある
査定額を左右する3つのポイント
型番と文字盤の色だけでなく、実際の査定額はコンディションと付属品の状態で大きく変わります。わたし自身、同じ型番でも付属品の差で数十万円変わるという話を見て、ここは雑に考えたくないと思いました。
- 付属品の有無
-
外箱・保証書・余りゴマがそろっていると査定額が高くなります
- 保証書の記載状態
-
未記載より日付記入済みのほうが評価が高くなるケースがあります
- 外装のコンディション
-
傷の多さやポリッシュ済みの有無が査定基準に含まれます
査定前に自分でクリーニングや磨きをするのはやめておくほうが無難です。ポリッシュ済みはオリジナルの仕上げが失われているとみなされ、マイナス評価になることがあります。手を加えずそのまま持ち込む、あるいは送るのが基本です。
複数社で見積もりを取る理由
デイトナのような高額モデルは、買取店によって提示額に数万円から数十万円の差が出ることがあります。一社だけで判断してしまうと、後から「あそこのほうが高かった」となることも少なくありません。
- ロレックス・デイトナを得意とする専門店を選ぶ
- 見積もりは最低2〜3社から取って比べる
- 査定額の有効期限と再査定の可否を事前に確認する
- 査定前に磨きやクリーニングをしない
同じ条件で複数社に出すことで、相場の中心がどのあたりにあるかが自然に見えてきます。査定は無料でできる店がほとんどなので、時間的なコストはそれほどかかりません。
デイトナを売る前に確認しておきたいこと
2026年春時点のデイトナ買取相場は、現行の126500LNが500万〜580万円前後、旧型の116500LNが400万〜490万円前後という水準です。2024年夏に一度下落した相場は、2025年秋から回復傾向にあり、今は比較的動きやすいタイミングと言えます。
型番・文字盤の色・付属品の状態で最終的な査定額は変わります。手元の時計の型番を保証書やケース側面で確認してから相場を調べると、ズレなく比べられます。
まず型番と付属品の状態を確認して、2〜3社に見積もりを依頼するところから始めてみてください。比較材料がそろえば、判断はかなりしやすくなります。












