金色のサブマリーナーが気になり、画像を見比べているうちに、黒と青のどちらが自分に合うのか分からなくなる。そんなところで手が止まりやすい時計です。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。わたしも最初は文字盤の色だけを比べればよいと思いましたが、価格や重さを見たところで一度立ち止まりました。
金無垢の現行モデルは、見た目の華やかさだけで選ぶと迷いが残ります。定価、中古価格、装着感、普段の服まで順番に見ると、黒と青の違いがかなり分かりやすくなります。
現行の金無垢は黒と青
現在の金無垢サブマリーナーは、18ctイエローゴールドをケースとブレスレットに使ったサブマリーナー デイトです。ケース径は41mmで、日付表示を備えています。
黒文字盤と黒ベゼルの126618LN、ロイヤルブルー文字盤と青ベゼルの126618LBが現行の中心です。機械や防水性能は共通なので、主な違いは腕元で受ける印象にあります。
- 126618LN
-
黒文字盤と黒ベゼルで、金色の強さを引き締めたモデルです。
- 126618LB
-
鮮やかな青と金色を組み合わせた、華やかなモデルです。
どちらも300m防水、約70時間のパワーリザーブを備えます。性能差で選ぶというより、同じ時計をどんな雰囲気で着けたいかを考える組み合わせなんですよね。
定価はどちらも756万円台
2026年7月末にロレックス公式サイトで確認できる国内価格は、126618LNと126618LBのどちらも756万2,500円です。黒と青で定価差はありません。
金無垢なので高いとは分かっていても、実際に700万円台という数字を見ると勢いでは決めにくいもの。住宅や車とは違う買い物ですが、家計への存在感はかなり大きくなります。
| 項目 | 126618LN・126618LBの内容 |
|---|---|
| 国内価格 | いずれも756万2,500円 |
| ケース | 41mm、18ctイエローゴールド |
| ムーブメント | 自動巻きキャリバー3235 |
| 防水性能 | 300m防水 |
| 駆動時間 | 約70時間 |
定価が同じなら、使う場面と色の好みを先に見る。わたしならここを出発点にします。値段だけでは、黒と青のどちらを選ぶ理由にもならないからです。
中古は定価より安いとは限らない
中古や並行輸入品を探すと、定価より低い個体もあれば、高く掲載されている個体もあります。相場は一定ではなく、状態や付属品、店舗の在庫状況でも変わります。
検索時点では、黒の126618LNに中古668万円前後の掲載がありました。一方で新品や未使用品は800万円を超える掲載もあり、単純に中古だから安いとは言えません。
- 保証書の日付と、国内正規品か並行輸入品かを確認する
- 箱、保証書、冊子、余りコマなどの付属品を確認する
- ケースやブレスレットの傷、研磨歴、伸びを確認する
- 販売価格と買取価格を別の数字として比べる
わたしなら価格順に並べる前に、商品説明と写真を見ます。数十万円安くても、付属品が少ない、腕周りが短い、研磨の状態が好みではないなら、候補から外れることがあります。
黒は金色を引き締めてくれる
126618LNは、黒文字盤と黒ベゼルによって全体が締まって見えます。金無垢らしい存在感は十分にありますが、青より色数が少なく、服との組み合わせを考えやすい一本です。
黒、白、グレー、ネイビーなど、普段から落ち着いた色を着る人にはなじませやすいでしょう。ジャケットやシャツに合わせる場合も、青より迷う回数は少なそうです。
トキオ黒でも金無垢の存在感はしっかりあります!
ただし、黒を選べば控えめになるわけではありません。ケースもブレスレットも金色なので、ステンレスモデルとは腕元の強さがまったく違います。店頭では鏡でも確認したいところです。
青はサブらしい華やかさがある
126618LBは、ロイヤルブルーの文字盤と青いベゼルが印象に残ります。青サブらしさが分かりやすく、金無垢を選んだ満足感までしっかり味わいたい人に向いています。
日差しのある場所では、青と金の組み合わせがいっそう鮮やかです。休日の服、リゾート感のある装い、デニムなどへ合わせると、このモデルならではの楽しさが出てきます。
仕事でも着ける予定なら、袖口から見える色の強さは先に確認したいですね。店内の照明だけで青の印象を決めないことも、後悔を減らす確認の一つです。
重さは試着で必ず確かめたい
販売店の掲載情報では、126618LNの総重量は約238gとされています。ブレスレットのコマ数で多少変わりますが、ステンレスのサブマリーナーより明らかに重い時計です。
この数字を見たとき、わたしは色より先に重さが気になりました。毎日着けたいのに、数時間で外したくなるなら、見た目だけで選んだ満足は長続きしにくいからです。
試着では腕を下げたまま眺めず、歩く、椅子へ座る、袖口へ入れるところまで試してみてください。ブレスレットの長さが合うと、重さの感じ方が変わる場合もあります。
傷を気にしすぎる人は要注意
サブマリーナーは実用時計として生まれたモデルですが、金無垢になると傷への意識は変わります。バックル周辺やブレスレットは机と触れやすく、使用跡を完全には避けられません。
傷が付くのが怖くて使わなくなるなら、購入後の満足感は下がってしまいます。多少の線傷を自分が使った記録として受け止められるか。ここは勢いで決めたくないんですよね。
中古品では、傷の多さだけでなく研磨歴も販売店へ尋ねたいところです。ケースの角やブレスレットの状態は写真で分かりにくいため、可能なら実物を見て判断します。
資産価値を見るときの注意点
金無垢サブマリーナーは中古市場でも高額で取引されています。ただし、店頭の販売価格と、売るときの買取価格は同じではありません。この二つを混ぜると判断を誤ります。
青の126618LBでは、2026年4月に615万円という買取相場の掲載も確認できました。あくまで一つの時点の目安であり、状態、付属品、査定先によって金額は変わります。
値下がりしにくさが気になる気持ちはよく分かります。それでも、わたしなら実際に長く着けたい色を先に選びます。売却する日まで楽しめることも、買い物の価値だからです。
正規店と中古店で見る点は違う
正規店では公式価格で購入できますが、希望モデルが常に店頭にあるとは限りません。黒か青かを曖昧にしたまま通うより、自分が本当に欲しい色を決めておくほうが話しやすいでしょう。
中古店では、その場にある個体を具体的に比べられます。一方で、年式や状態、付属品が一つずつ違うため、同じ型番でも価格差の理由を店員へ尋ねる必要があります。
正規店だけ、中古店だけと最初から決めず、両方で実物を見るのも現実的です。腕に載せた印象を先に知れば、入手方法を考える段階でも迷いを減らせます。
コンビモデルとも比べておきたい
金無垢の見た目は好きでも、価格や重さが気になるなら、ステンレスとイエローゴールドを組み合わせたコンビモデルも比較対象になります。黒と青の両方が用意されています。
コンビは金色の華やかさを残しながら、金無垢より購入価格を抑えられます。重さや傷への緊張感も違うため、日常で使う回数を増やしやすい人もいるでしょう。
ただ、金無垢に憧れているのに価格だけでコンビへ変えると、後から金無垢が気になる可能性もあります。似ているから代わりになるとは限らない。この違いは腕に載せて確かめたいですね。
購入前は三段階で比べてみる
黒と青で迷っているなら、最初から相場表ばかり見る必要はありません。まず使う場面を決め、次に実物を着け、最後に購入先と個体を比べる順番が分かりやすいです。
- ステップ1 普段の服を思い出す
-
仕事と休日のどちらで多く使うかを先に考えます。
- ステップ2 黒と青を試着する
-
腕元だけでなく、鏡に映る全身まで見比べます。
- ステップ3 価格の理由を聞く
-
年式や付属品、傷、研磨歴、保証内容を確認します。
時計単体では青にひかれても、普段着まで含めると黒が自然に感じられることもあります。中古では価格の理由を聞くと、数字の差にも納得しやすくなります。
この三段階を踏めば、候補を何度も戻って見直す時間を減らせます。高額な時計ほど、自分が引っかかった点を一つずつ確かめたいところです。
金無垢は着ける場面で選ぶ
黒の126618LNは金色を引き締め、青の126618LBは華やかさを前に出します。定価と基本性能は共通なので、色、服、使う場面、重さが主な分かれ道です。
中古を選ぶ場合は、販売価格だけでなく付属品や状態まで見てください。資産価値を考えるときも、販売価格と買取価格を分ければ、数字に引っ張られすぎずに済みます。
まずは今日、普段よく着る服の写真と黒、青それぞれの着用写真を並べてみましょう。候補が見えたら、今週末に実物を試し、重さと全身の印象まで確かめてみてください。












