黒いサブマリーナーを探し始めると、同じような時計がいくつも並びます。型番を見ても数字ばかりで、どこから比べればいいのか迷いやすいんですよね。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。わたしも最初は、日付窓があるかないかだけの違いだと思っていました。ただ、調べるほど印象や使い方にも差があると分かりました。
この記事では、黒いステンレス製の現行モデルを中心に、旧型や中古品を見るときの確認点まで紹介します。読んだあとに、自分が試着すべき一本が分かる内容です。
現行の黒サブは主に2モデル
現行の黒いステンレス製サブマリーナーとして比べられるのは、日付表示のないRef.124060と、日付表示を備えたRef.126610LNです。
どちらもケース径は41mmで、黒い文字盤と黒いセラミック製ベゼルを採用しています。防水性能は300m、駆動時間は約70時間です。
- Ref.124060
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日付窓を持たない、シンプルなノンデイトモデルです。
- Ref.126610LN
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3時位置に日付窓を備えた、黒いデイトモデルです。
基本性能が大きく離れているわけではありません。最初に決めたいのは日付表示が必要かどうかです。ここを決めると、候補をかなり絞れます。
黒が長く選ばれている理由
サブマリーナーには、緑のベゼルや青い文字盤を使ったモデルもあります。その中で黒は、ダイバーズウォッチらしい力強さと合わせやすさを両立した色です。
黒い文字盤とベゼルは、休日のデニムやTシャツにはもちろん、ジャケットやシャツにも合わせやすい組み合わせです。服を選ぶたびに腕時計で悩まずに済みます。
ただし、黒だから控えめに収まるとは限りません。ケース径は41mmで、回転ベゼルにも幅があります。腕に載せると、スポーツモデルらしい存在感がしっかり出ます。
トキオ黒でも腕元ではしっかり主役です
デイトとノンデイトの違い
2本の分かりやすい違いは、3時位置の日付窓です。Ref.126610LNには日付表示と拡大レンズがあり、Ref.124060にはどちらもありません。
わたしがここで一度止まったのは、機能よりも文字盤の印象でした。拡大レンズをロレックスらしいと感じるか、左右対称に近い形を好むかで選択が変わります。
| 比較項目 | Ref.124060 | Ref.126610LN |
|---|---|---|
| 日付表示 | なし | あり |
| 拡大レンズ | なし | あり |
| 搭載機械 | Cal.3230 | Cal.3235 |
| ケース径 | 41mm | 41mm |
| 防水性能 | 300m | 300m |
| 駆動時間 | 約70時間 | 約70時間 |
| 国内定価 | 1,494,900円 | 1,683,000円 |
時計を数日外して止まった場合、ノンデイトは時刻を合わせるだけです。デイトは日付も合わせます。この小さな差が、複数の時計を使う人には効いてきます。
ノンデイトを選びやすい人
Ref.124060は、文字盤の左右に大きな違いがなく、インデックスと針を素直に楽しめます。道具らしい簡潔な顔を好む人には、分かりやすい候補です。
日付をスマートフォンやパソコンで確認している人なら、腕時計に日付機能がなくても困りにくいでしょう。時刻だけを読む潔さも、このモデルの魅力です。
- 左右のバランスが取れた文字盤を好む人
- 腕時計で日付を確認する習慣がない人
- 時刻合わせをなるべく簡単に済ませたい人
- サブマリーナーらしい簡潔な顔を楽しみたい人
デイトより定価が低い点も気になりますが、価格だけで決めると後から日付窓が欲しくなるかもしれません。毎日の使い方を想像して選びたい一本です。
デイトが生活になじむ人
Ref.126610LNは、3時位置の日付窓を備えています。仕事で書類の日付を書く人や、予定を確認することが多い人には、腕元で確認できる便利さがあります。
拡大レンズを含めた文字盤は、ひと目でロレックスだと感じやすい形です。この特徴に魅力を感じるなら、ノンデイトより満足しやすいでしょう。
一方で、拡大レンズを斜めから見た印象も確認したいところです。正面写真だけでは、レンズの高さや光の反射まで分かりません。
定価差をどう受け止めるか
2026年7月時点で確認できる国内定価は、Ref.124060が1,494,900円、Ref.126610LNが1,683,000円です。差額は188,100円になります。
日付表示に約19万円を払うと考えると、高く感じる人もいるでしょう。ただ、実際には文字盤の印象や搭載機械も異なるため、機能一つの値段とは言い切れません。
ここは価格差だけで片方を外したくないんですよね。数年使うつもりなら、毎日見たい顔を選ぶほうが納得しやすく、後から候補を考え直す時間も減らせます。
流通価格は定価と分けて見る
黒いサブマリーナーは、正規店以外では定価を上回る価格で販売されることがあります。検索時点でも、現行2モデルには定価との大きな差が見られました。
2026年7月31日の価格比較では、Ref.124060の新品掲載価格は約234万円から、中古は約198万円からでした。Ref.126610LNは新品約248万円から、中古約226万円からです。
これらは販売価格であり、買取価格ではありません。掲載時期、商品の状態、保証書の日付、付属品、店の保証内容によって変わるため、購入当日に確認してください。
中古で見逃したくない確認点
中古品は、同じ型番でも価格にかなり幅があります。安い個体を見つけると気持ちが動きますが、本体の傷だけを見て決めるのは少し早いでしょう。
わたしなら、保証書と付属品を先に見ます。そのあとにケースやブレスレットの状態、研磨歴、余りコマ、販売店の保証範囲を順番に確認します。
- 保証書
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有無だけでなく、発行された時期も確認します。
- 箱と付属品
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箱、冊子、タグ、余りコマの内容を見ます。
- ケースの状態
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傷の深さや打痕、研磨歴を店員へ尋ねます。
- 店の保証
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保証期間と対象になる不具合を確認します。
数万円の差であれば、付属品が多く、保証内容が分かりやすい個体を選ぶ方法もあります。購入後の納得しやすさまで含めて比べたいところです。
旧型の黒サブも候補になる
中古品まで見るなら、ノンデイトのRef.114060や、デイトのRef.116610LNも候補に入ります。どちらも現行モデルの一世代前にあたる黒サブです。
旧型のケース径は40mm、現行は41mmです。ただし、現行はラグが細くなり、ブレスレットが広くなったため、数字だけでは装着時の差を判断できません。
旧型の太いラグに力強さを感じる人もいれば、現行の細いラグを好む人もいます。新しいほうが必ず自分に合うとは限らないのが、比較のおもしろいところです。
黒サブを比べる2つの手順
候補が増えすぎたときは、価格表を何度も眺めるより、日付表示とケースの形から順番に決めるほうが早く進みます。
ステップ1 日付窓の好みを決める
最初に、日付窓のある126610LNと、日付窓のない124060の正面写真を並べます。機能ではなく、毎日見たい文字盤を直感で選んでみてください。
ステップ2 現行と旧型を試着する
次に、選んだタイプの現行型と旧型を腕に載せます。ケース径だけで判断せず、ラグの形、ブレスレットの幅、手首からの張り出し方を比べます。
試着では袖口まで確かめたい
店頭では、腕を正面に向けた姿だけでなく、自然に下ろした状態も見てください。鏡から少し離れて見ると、時計と腕全体の釣り合いが分かります。
シャツやジャケットを着る機会が多いなら、袖口へ収まるかも試したいところです。ケースの厚みだけでなく、バックル周辺の収まりも確認しておきます。
同じ41mmでも、手首の幅や平らさによって着けた印象は変わります。腕周りの数字だけで諦めず、一度載せてから判断するほうが後悔しにくいでしょう。
黒サブはスーツにも使える?
黒いサブマリーナーは色を合わせやすいため、スーツやジャケットにも取り入れられます。ただし、薄型のドレスウォッチと同じ感覚ではありません。
回転ベゼルとオイスターブレスレットには厚みがあり、腕元ではスポーティーな雰囲気が残ります。職場の服装が自由なら合わせやすい一方、格式を求める場では選び分けたいところです。
仕事と休日の両方で一本を使いたい人には、黒の扱いやすさが生きてきます。実際に着るシャツで試着すると、写真より具体的に判断できます。
黒サブで迷ったら日付から決める
現行の黒いステンレス製サブマリーナーは、ノンデイトの124060と、デイトの126610LNが中心です。性能は近くても、文字盤と日々の扱い方には違いがあります。
中古まで含める場合は、旧型のケース形状や販売価格、保証書、付属品も比べてください。掲載価格は変わるため、最後は購入する日の情報で判断します。
まずは2本の正面写真を並べて、日付窓を毎日見たいか考えてみてください。そこで片方に気持ちが寄ったら、今週末は実物を腕に載せるところまで進めてみましょう。












