ロイヤルオークを手放そうと思ったとき、「今の相場ってどのくらいなんだろう」というのが最初の疑問になりますよね。一口に買取相場といっても、モデルによって数百万円単位で差が出るので、ざっくりした金額だけ見ていると判断がズレることがあります。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。ロイヤルオークの買取相場と、査定前に確認しておきたいポイントをまとめました。
ピーク時の高値がひとり歩きしていることも多いモデルなので、今どの水準で成立しているかを先に把握しておくと、業者への持ち込みがずっとスムーズになります。
モデル別の買取相場(目安)
ロイヤルオークはラインナップが幅広いため、同じブランドでも相場の開きがかなり大きくなります。まず代表的なモデルの目安を確認しておくと全体像がつかみやすいです。
| モデル | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 15500ST(41mm・3針) | 450〜500万円前後 |
| 15400ST(41mm・3針) | 380〜400万円前後 |
| 15300ST(39mm・3針) | 350〜400万円前後 |
| 15450ST(37mm・ミドル) | 400〜500万円前後 |
| オフショア 26470ST(クロノ) | 250〜330万円前後 |
| オフショア 15710ST(ダイバー) | 250〜300万円前後 |
| 15202ST(エクストラシン復刻) | 700〜800万円前後 |
現行の主軸である15500STは、後継機として2019年に登場してからコンディションの良い個体が多く、買取市場での需要も安定しています。一方で、すでに生産終了となっている15202STは希少性が一段と高まっており、相場が切り上がっています。
相場はピークから調整中、でも長期では上昇
ロイヤルオークの中古相場は、2021〜2022年ごろにかけて大きく過熱しました。ピーク時には定価を大幅に上回る600万〜700万円前後で取引される個体も出ていたと言われています。
その後は全体的に調整が入り、今の成立レンジは「過熱後の落ち着き」という見方が現実的です。たとえば15500STのブルー文字盤は、直近1年で約7%程度の下落が確認されている一方、5年前と比べると成立価格は約37%上昇しているというデータもあります。
わたしがこの動きを見て気になったのは、「下がっているから売り時ではない」と判断が止まってしまう人が多いという点です。最高値との比較ではなく、今どの価格帯で実際に成立しているかを見るほうが、判断としては現実に近くなります。
査定額に差が出やすい要素
同じロイヤルオークでも、条件次第で査定額に大きな差が出ます。業者が実際に重視しているポイントを先に把握しておくと、持ち込み前の準備がしやすいです。
- 付属品の有無
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箱・保証書・ブレスコマが揃っているかどうかは、査定に直結します。
- 外装の状態
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ベゼルやケースのエッジのシャープさが評価に影響しやすいモデルです。
- 研磨歴の有無
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仕上げが売りのモデルなので、研磨されているかどうかは成立レンジを変えます。
- 文字盤カラー・素材
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ブルーやシルバーなど人気カラー、またはゴールド素材は相場が高めになる傾向があります。
ロイヤルオークは、サテン仕上げとポリッシュ仕上げの組み合わせが持ち味のモデルです。自己判断でのクリーニングや研磨は避けて、乾いたクロスで軽く拭く程度にとどめておくほうが無難です。
付属品なしでも買取できる?
「保証書や箱がないけど買取してもらえるの?」という疑問は多いです。結論からいうと、付属品なしでも買取対象になることがほとんどです。ただ、揃っている場合と比べて査定額は下がりやすくなります。
トキオ付属品があるだけで査定の説得力がぜんぜん違う
保証書は特に、正規品の確認や購入履歴の裏付けとして機能するため、紛失していると業者が慎重になるケースもあります。限定モデルやオフショアシリーズは、真贋確認がより慎重になりやすいモデルなので、付属品の管理は早めにしておくほうがいいかなと思います。
業者選びで変わる査定額
ロイヤルオークはモデルごとの相場の動きが複雑で、買取業者の知識量によって提示額が変わりやすいジャンルです。一般的なリユースショップと、時計専門の買取店では、同じ個体でも査定のベースとなる相場観がかなり違います。
- 時計専門・ブランド時計に実績のある業者を選ぶ
- 複数店舗で相見積もりをとる
- 買取実績や成立価格を公開している業者を参考にする
- 査定は無料・キャンセル可能な店を使う
わたしなら、まず相見積もりを2〜3社でとってから判断します。提示額を見比べることで、その個体の今の相場感がつかめてくるので、勢いで1社目に売り切らなくてよかったと思える場面が出てきます。
売る前に確認しておきたいこと
ロイヤルオークの買取相場は、ピーク時の数字だけが独り歩きしているケースが多いです。実際には、条件の揃った個体が相場の上のレンジで成立しているというのが今の実態に近く、付属品・外装・モデルの希少性が揃っているほど、その上限に近づきやすくなります。
カスタム(改造)された個体は、純正状態より査定が下がりやすく、業者によっては対応を断られることもあります。オーバーホールや修理については、業者が買取後に自社で対応するケースが多いため、売る前に無理にメンテナンスする必要はありません。気になる状態があればそのまま持ち込んで相談するほうが、結果として余計なコストがかからないことも多いです。
まずは付属品の状態を確認して、複数の買取店に無料査定を依頼してみるのが一番スムーズな動き方だと思います。比較してみて初めて「今この個体にどのくらいの値がついているか」が具体的になってくるので、そこから判断しても遅くはないはずです。











