デイトジャストを買おうと思って調べ始めると、最初にぶつかる壁がサイズです。36と41、どちらも「定番」と書かれているし、実際に見てみると印象がかなり変わる。わたしも最初は「5mmくらいなら大差ないだろう」と思っていたんですが、試着してみたら全然違いました。
『クロノヴィア』のトキオです。今回は、デイトジャスト36と41をサイズ・着用感・スペック・中古相場の角度から比べていきます。
どちらが正解というわけではないですが、「自分の手首にどっちが合うか」「どんなシーンで使いたいか」を先に決めておくと、選びやすくなります。その判断材料をこの記事でそろえていきます。
まずはスペックの違いを確認する
36と41は、搭載ムーブメントはどちらもCal.3235で共通です。パワーリザーブ約70時間、どの時間帯でも操作できるカレンダー早送り機構つき。機能面での差はほぼありません。
違いが出るのはケースサイズ。36mmは厚さ約11.7mm、41mmは厚さ約12mmとわずかな差ですが、ケース径5mm分の差は実際につけてみるとはっきり感じます。重量もやや41のほうがあります。
- ケース径
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36:36mm / 41:41mm
- ケース厚
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36:約11.7mm / 41:約12mm
- ムーブメント
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どちらもCal.3235(パワーリザーブ約70時間)
- 防水性能
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どちらも100m防水
こうして並べると、スペック上の優劣はほとんどありません。あとはサイズ感と、自分のスタイルへの馴染み方で決める話になります。
手首の太さを先に測っておく
ここが一番重要で、わたしが一番気になったポイントでもあります。手首周径15cm以下なら36が馴染みやすく、17cm以上なら41がバランスよく見える、というのが一つの目安です。
ただこれはあくまで目安で、「手首幅×0.7」でケース径の適正値を計算する方法もあります。16cm前後のいわゆる平均的な日本人男性の手首だと、36でも41でもどちらか試してみる価値があるサイズ帯です。
実際に試着できる機会があれば、36から先に試してみることをおすすめします。41をつけて「大きいかも」と思ったときに、36に戻って比べると判断しやすくなります。手首は自分では意外と把握していないものなんですよね。
印象とシーンの違いをどう見るか
36はオンでもオフでも使いやすい、クセのないサイズ感です。スーツの袖口からのぞくときに主張しすぎず、それでいてロレックスの存在感はちゃんとあります。1945年からの定番サイズというだけあって、どこへ持っていっても浮かない安心感があります。
トキオ36は場所を選ばないのが、やっぱり強い
41はスーツに合わせると堂々とした存在感があります。ジーンズやカジュアルなスタイルにも合わせやすく、「時計をしている」という感覚が腕に乗りやすいサイズ。現代的な時計の比率に慣れている方には、41のほうがむしろ自然に見えることもあります。
どちらが「格上」というわけでもなく、立ち位置が少し違います。上品にまとめたいなら36、存在感を出したいなら41、と切り分けると考えやすいかなと思います。
中古相場の違いも頭に入れておく
中古市場では、ステンレスモデルで36(Ref.126200など)の相場が目安として90〜120万円前後、41(Ref.126300など)はそれより高めの水準で動いています。ただし文字盤の色や素材、付属品の有無でかなり変わります。
コンビモデルや希少文字盤はさらに価格が上がるため、相場の確認は購入直前に複数の買取サイトで行うことをおすすめします。数ヶ月単位で動くことがあるので、記事内の金額はあくまで目安として使ってください。
どちらのサイズも中古流通量は比較的多いです。36は歴史が長いぶん出回っている本数が多く、41は比較的新しいモデルなので状態のよい中古が見つかりやすい傾向があります。
迷いやすいポイントをひとつ整理しておく
「36は女性向けでは?」という疑問をよく見かけます。現在のラインナップでは36はメンズサイズに分類されています。日本人男性の手首との相性もよく、男性が36を選ぶことに何も問題はありません。むしろ細腕の方が41を無理に選ぶほうが、着用後に後悔しやすいです。
もう一つよく出る話が「どちらが値落ちしにくいか」。中古相場の動きをざっくり見る限り、デイトジャスト全体としてのリセール力は高い部類ですが、サイズだけで資産価値に大きな差があるとは言い切れません。文字盤・素材・状態・時期のほうが影響します。
- 手首周径15cm以下→36が馴染みやすい目安
- 手首周径17cm以上→41がバランスよく見える目安
- スーツ中心なら36のクセのなさが安心
- カジュアルに存在感を出したいなら41
- ムーブメントと防水性能はどちらも同等
選ぶ前に一度だけ試着してほしい
デイトジャスト36と41は、スペックの差より着用感の差が大きい比較です。中古相場も文字盤によって変わるので、サイズだけで全部決まるわけでもない。ただ、サイズ選びを後回しにして見た目だけで決めると、手首のフィット感で後悔しやすいのは確かです。
可能であれば、正規店や並行輸入店で両方を腕につけてみてください。5mmの差が思ったより大きく感じるか、思ったより気にならないかは、実際につけてみないと分からないことが多いです。状態や価格は後から調整できますが、サイズの判断は試着の時にしか確かめられません。
まず手首を測って、次に36か41かを決める。その順番で進めると、迷いが少なくなります。ここを先に決めてしまえば、文字盤や素材選びが一気に楽しくなりますよ。












