ロイヤルオークを正規店で買おうと動き始めると、思ったより早く「あ、これは簡単じゃないな」と気づく瞬間がきます。
どこに行っても在庫がない、予約を受け付けてもらえない、待っても待っても連絡がこない。そういう話を調べると、わたしも初めて状況の重さが分かりました。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。今回は「ロイヤルオーク 予約待ち」というキーワードで調べている方に向けて、現状と向き合い方を書きます。
なぜこんなに待つのか
オーデマピゲは、職人による手作業を軸にした生産体制を今も維持しているブランドです。年間生産本数は全世界でおよそ4万本といわれており、ロレックスとは規模がまるで違います。
その4万本が世界中に配分されますが、市場規模の大きいヨーロッパや中国が優先される分、日本への入荷数はかなり少なくなります。国内の正規店が2025年時点で8店舗しかないことを考えると、店頭で出会える確率がどれほど低いか、少し実感できると思います。
さらに、ロイヤルオークは投資目的での購入需要も高く、本当に着けたい人だけが並んでいるわけではない、という状況も重なっています。ブランド側も転売対策を意識した販売方針を取り始めているのはそのためです。
モデル別の待ち期間の目安
一口に「予約待ち」といっても、モデルによってかなり差があります。ざっくりした目安として、複数の情報源を見て確認できた範囲では次のような傾向がありました。
- オートマティック(15500系)
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目安として6〜18ヶ月、人気色はさらに長くなるケースも
- クロノグラフ
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12〜24ヶ月が目安といわれる
- パーペチュアルカレンダー
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18〜36ヶ月以上になることも
ただ、これはあくまで目安です。関係性のある顧客が優遇されるケースもあり、初来店でリストに入れてもらえるかどうかすら、店舗によって対応が異なります。
37mmモデルは、細腕の方や女性からの需要が特に集まりやすく、ステンレス×ブルーダイヤルのような定番カラーは予約リストが埋まるスピードが速いと複数の情報で確認できました。「37mmを狙っているけど全然進まない」という声が多いのは、そういった背景からだと思います。
正規店での動き方、実際のところ
日本国内のオーデマピゲ正規店は2025年時点で8店舗。銀座、東京ミッドタウン(AP HOUSE)、渋谷のヨシダ東京本店、名古屋、大阪(ヨシダ)、神戸のカミネ、高松のアイアイイスズ、そして2025年6月にオープンした福岡ブティックです。
ブティックは基本的に予約制の入店で、ふらっと立ち寄って在庫を見て買う、という流れはほぼ想定しないほうがいいです。来店して関係を作るところから始まる、という感覚に近い。わたしが調べてみて一番ピンときたのは、「予約を受け付けてもらうための準備が必要」という言い方でした。
購入履歴があるか・継続的に来店しているかが、優先度に影響するという話は、複数のルートで確認できました。初めての方は、まずコード11.59など別モデルから入り、関係を積み上げていく流れをとる人も少なくないようです。
中古市場という選択肢をどう見るか
「正規で買えないなら中古で」という判断は、現実的な選択肢の一つです。ただ、ロイヤルオークの中古相場は定価より高いのが基本で、人気モデルでは定価の2倍以上になるケースも珍しくありません。
定価を確認しておくと、ロイヤルオーク オートマティック 15500ST(ステンレス)の定価は税込で346万5000円前後。これが中古市場に出回ると、700万円台から1000万円を超えるものまで幅があります。
中古で買う場合に個人的に気になるのは、保証書の有無・仕上げの状態・正規修理歴があるかの3点です。見た目が綺麗でも、内部のオーバーホール記録がないものは後からコストがかかる可能性があります。急いで買う前に、ここは一度立ち止まりたい部分です。
「今すぐ欲しい」ときに見ておきたいこと
正規でも中古でも、どのルートにするかより先に決めておくべきことがあると思っています。それは「このモデルをなぜ今買うのか」という自分の軸です。
トキオ買う理由があいまいだと、高いほうに引っ張られやすい
資産目的なのか、毎日着けたいのか、特定のモデルへのこだわりが強いのか。そこが決まっていると、中古の価格が正規の2倍でも「出す」と判断できるし、逆に「待てる」とも決められます。わたしなら、着用が目的ならまず正規ルートで動いてみて、待てないなら中古の条件を絞り込む順番で考えます。
- 正規ルートは「関係作り」から始めると現実的
- 中古は保証書・修理歴の確認が最優先
- 待ち期間中は別モデルの購入で実績を作る選択肢もある
- 定価と中古相場の差は常に変動するので都度確認を
ロイヤルオークと向き合う前に決めたいこと
ロイヤルオークの予約待ちは、モデルや関係性によっては数年単位になることも珍しくありません。正規で買えない状況は今すぐ変わるものではないので、「待てる準備ができているか」を最初に確認しておくのが現実的だと思います。
中古という選択肢は今すぐ動ける点で魅力的ですが、相場の高さと状態確認の手間は正直かかります。急かされて買うより、信頼できる買取専門店や時計専門の中古販売店を数件比較してから判断するほうが後悔が少ないです。
まず近くの正規店に足を運んでみて、スタッフと話してみるところから始めてみてください。予約が入れられるかどうかより、その場の温度感を知ることのほうが、意外と次の判断に役立ちます。











