サブマリーナーをスーツに合わせたいと思っても、時計単体の格好よさだけでは決めにくいものです。腕に載せた瞬間は似合っていても、シャツの袖口や仕事相手から受ける印象まで考えると、少し迷いが出てきます。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。わたしも調べ始めたとき、ダイバーズウォッチをスーツに合わせるのは本当に自然なのか、いったん手を止めました。
先に答えを言うと、黒文字盤のサブマリーナーなら、多くの仕事用スーツに合わせられます。ただし、職場の雰囲気や袖口との相性、着けていく場面までは見ておきたいところです。
スーツに合わせても不自然ではない
サブマリーナーは、もともと潜水のために作られたスポーツウォッチです。薄型のドレスウォッチとは出発点が違いますが、黒を基調にした外観は落ち着いており、紺やグレーのスーツにもなじみます。
今のビジネス服は、昔よりも少し軽やかです。セットアップやジャケパンで働く人も増え、スポーツウォッチを仕事中に着ける姿も珍しくなくなりました。サブマリーナーだけが浮くとは限りません。
黒文字盤のステンレスモデルは仕事着へ取り入れやすい。わたしなら、まず黒のモデルを紺のスーツに合わせ、手元だけが強く見えないかを確かめます。
- 黒のステンレスモデル
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色数が少なく、紺やグレーの仕事用スーツへ合わせやすいです。
- グリーンやブルーのモデル
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個性が伝わりやすく、服装や職場によっては時計が目立ちます。
- コンビや金無垢モデル
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華やかさが強いため、日常業務より会食や休日向きです。
41ミリより袖口との相性を見る
現行のサブマリーナーとサブマリーナー デイトは、直径41ミリのケースを採用しています。数字だけを見ると極端な大きさではありませんが、太い針や回転ベゼルがあるため、腕ではしっかり存在を主張します。
わたしが一度止まったのは、ケース径よりシャツのカフでした。時計店で腕を下ろしていると収まりがよくても、椅子に座って肘を曲げた途端、袖口がベゼルに引っかかることがあります。
毎朝着ける時計なら、この小さな引っかかりは軽く見たくないんですよね。会議中やパソコン作業のたびに袖を直すようでは、見た目が好みでも次第に出番が減ってしまいます。
トキオ腕を曲げた姿まで見たいですね
試着は仕事中の姿勢まで再現する
試着では、鏡の前で腕を下ろすだけでは足りません。シャツとジャケットを着たまま椅子に座り、机へ手を置いてみると、普段の仕事中に近い着用感が分かります。
手首を内側へ曲げたときにリューズが当たらないか、ブレスレットがきつくならないかも見てください。暑い季節には手首が少しむくむため、店内でちょうどよくても夕方に窮屈になる場合があります。
普段使っているシャツで試着すると、買った後の違和感を減らせます。時計を選ぶ日にだけ袖口の広い服を着ると、日常との違いに気づきにくくなります。
- 普段のシャツとジャケットを着た状態で腕に載せる
- 椅子に座って肘を曲げ、袖口の引っかかりを見る
- パソコンを打つ姿勢で手首への当たり方を確かめる
- ブレスレットを少し緩めた状態でも収まりを見る
スーツの色で手元の印象が変わる
黒いサブマリーナーは、紺やチャコールグレーのスーツと合わせやすい組み合わせです。時計と靴、ベルトの色をすべて同じにする必要はありませんが、手元だけ色が増えないため落ち着いて見えます。
明るいグレーやベージュのセットアップでは、黒いベゼルがほどよい締まりになります。一方、黒いスーツに黒文字盤を合わせると、重く見える場合もあるため、白いシャツで軽さを残すと自然です。
グリーンベゼルやブルー文字盤は、時計を装いの主役にしたい日に向きます。魅力はありますが、商談や初対面の場では時計が先に目へ入ることもあるので、仕事中心なら黒から考えたいところです。
| スーツや服装 | 合わせたときの印象 |
|---|---|
| 紺のスーツ | 黒文字盤と相性がよく、仕事用として取り入れやすい |
| チャコールグレー | 金属ブレスレットがなじみ、落ち着いた雰囲気になる |
| 明るいグレー | 黒いベゼルが手元を引き締め、時計の存在感が出る |
| ジャケパン | スポーティーな性格と合いやすく、休日にもつなげやすい |
職場では高級時計として見られる
サブマリーナーは、時計に詳しくない人にも名前が知られています。黒いモデルは派手ではありませんが、ロレックスだと分かった時点で、高価な時計を着けている印象を持たれることはあります。
自分が気に入っているなら、それだけで十分だと考える人もいるでしょう。ただ、営業先や顧客と会う仕事では、相手がどう受け取るかも無視しにくいものです。ここは少し悩ましいところ。
わたしなら、同じ部署や同じ立場の人がどんな時計を着けているかを先に見ます。高級時計が自然な職場なら使いやすく、目立つ職場なら大切な商談の日だけ別の時計を選ぶ方法もあります。
デイトとノンデイトは仕事で選ぶ
サブマリーナーには、日付表示のないモデルと、日付表示を備えたサブマリーナー デイトがあります。スーツとの合わせやすさだけなら、日付窓のないモデルは左右の形がすっきりしています。
一方、仕事中に日付を何度も確認する人には、デイト付きが便利です。書類へ日付を書く機会が多い人や、予定を確認するたびにスマートフォンを出したくない人には、実用面で選ぶ理由があります。
デイトモデルには、日付を拡大するサイクロップレンズがあります。ロレックスらしさが伝わりやすい部分なので、控えめな外観を好むか、日付の読みやすさを取るかで決めると納得しやすいでしょう。
毎日使う時計として頼りになる
現行のサブマリーナーは、水深300メートルまでの防水性能を備えています。潜水をしない人でも、雨や手洗い、汗を過度に気にせず使いやすいことは、仕事用の時計として頼もしい部分です。
ブレスレットには、工具を使わず長さを変えられるグライドロックがあります。朝と夕方で手首の感覚が変わったときも、自分で少し調節できるため、長時間着ける人には助かる機能です。
さらに、休日のデニムやポロシャツにもそのまま合わせられます。平日はスーツ、週末は私服という生活でも一本で使いやすく、時計を何本も使い分けたくない人には魅力があります。
格式の高い場では別の時計も考える
仕事用のスーツに合うことと、冠婚葬祭にふさわしいことは同じではありません。サブマリーナーを着けてはいけないわけではありませんが、薄型の革ベルト時計よりスポーティーに見えるのは確かです。
親しい人のカジュアルな結婚式なら、黒いステンレスモデルでも大きな違和感は出にくいでしょう。ただし、格式の高い式や厳粛な席では、時計を外すか控えめな一本へ替えるほうが自然な場合があります。
何でも一本で済ませようとすると、場面ごとに迷い直します。仕事と休日はサブマリーナー、礼装の日は薄い時計と分けたほうが、かえって使いやすいんですよね。
細い手首でも数字だけで決めない
41ミリと聞くと、細い手首には大きすぎると感じるかもしれません。ただ、時計の収まりは手首周りだけでなく、手首の平らな面やラグの張り出し方、ブレスレットの調節でも変わります。
手首からケースが大きくはみ出すと、スーツでは時計の力強さが目立ちます。反対に、腕の中央へ収まり、ブレスレットが急な角度で落ちなければ、数字から想像したほど大きく見えないこともあります。
試着写真を撮るなら、手首だけを近くから撮るのではなく、上半身が入る距離でも見てください。自分の目線で見る姿と、相手から見える姿には差があり、スーツとの相性はこちらのほうが判断しやすいです。
黒モデルを仕事着で試すところから
サブマリーナーは、黒文字盤のステンレスモデルなら、多くの仕事用スーツへ合わせられます。見るべきなのは時計単体の格好よさだけでなく、袖口、手首への収まり、職場での受け取られ方です。
毎日の仕事と休日を一本でつなぎたいなら、丈夫で使える場面が広いサブマリーナーは有力な候補です。礼装まで一本で済ませたい人は、薄型の時計も並べて見たほうが後から迷いにくくなります。
次に店へ行くときは、普段のシャツとジャケットを着て、黒モデルを腕に載せてみてください。椅子に座り、肘を曲げた姿まで見れば、自分の仕事着に本当に合うかが分かってきます。












