青いサブマリーナーに目を奪われたあと、金色の部分を見て急に迷い始める。わたしも調べる手を一度止めたのは、まさにそこでした。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。青とゴールドの組み合わせは魅力的ですが、写真だけでは普段使いの姿まで想像しにくいんですよね。
今回は現行の青いコンビモデルを中心に、定価や流通価格、旧型との違い、服との合わせ方、中古購入時に確認したい部分までお話しします。
青コンビの正体を知る
青いサブマリーナーのコンビモデルは、時計店や愛好家の間で「青サブ」と呼ばれています。現行モデルの型番はRef.126613LBです。
ケースとブレスレットには、オイスタースチールと18Kイエローゴールドを組み合わせたイエローロレゾールが採用されています。
- 現行の型番
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Ref.126613LBで、2020年に発表されたモデルです。
- ケースサイズ
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直径41mmで、現行サブマリーナー共通の大きさです。
- 基本性能
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300m防水と約70時間のパワーリザーブを備えます。
ブルーの文字盤とセラミック製ベゼルは鮮やかですが、中身は本格的なダイバーズウォッチ。飾るだけでは終わらない一本です。
定価だけでは判断しにくい
2026年7月31日にロレックス公式サイトで確認した国内価格は、税込288万3,100円です。少し前の記事とは金額が違う場合があります。
一方、同日に確認した新品の流通価格には、約367万円の掲載例がありました。正規価格より80万円前後高い計算になります。
| 価格の種類 | 確認できた目安 |
|---|---|
| 国内の正規価格 | 288万3,100円 |
| 新品の流通価格 | 約367万円から |
| 中古の掲載価格 | 約288万円から |
| 中古の売れ筋例 | 約300万円前後 |
正規価格と店頭の販売価格は分けて考える。ここを混ぜないだけで、価格への戸惑いはかなり減ります。
トキオ同じ時計でも数字の意味が違います
なぜ青と金が強く映るのか
商品写真では、ロイヤルブルーとイエローゴールドの対比がかなり強く映ります。そのため、実物以上に華やかだと感じる人もいるでしょう。
ただし、ケースやブレスレットのすべてが金色ではありません。ステンレス部分が広く残るため、金無垢モデルとは印象が異なります。
光が弱い室内では青が深く沈み、屋外ではサンレイ仕上げが明るく反射します。この変化こそ、青サブらしい魅力だったりします。
派手かどうかは腕元で決まる
青コンビが派手かどうかは、時計だけを拡大した写真では判断しにくいものです。顔や服まで含めた全身の中では、印象が変わります。
わたしなら、白いシャツやネイビーの上着など、いつも着ている服で試します。特別な服だけで似合っても、出番が減りやすいからです。
華やかさに惹かれているのに、周囲の視線だけを気にして黒へ変えると、あとから青が気になり直すかもしれません。そこは悩ましいですよね。
普段着とスーツで印象が変わる
休日なら、無地のポロシャツやニット、デニムなどと合わせやすいモデルです。服の色を少なくすると、腕元の青がきれいに残ります。
スーツでは、業種や職場の雰囲気によって受け取られ方が変わります。黒や紺の落ち着いた装いなら、金色がほどよい差し色になります。
反対に、強い柄のネクタイや大ぶりのアクセサリーまで重ねると、全体の主張が増えます。時計を主役にする日の引き算が必要です。
現行型と先代では何が違う?
中古市場では、現行のRef.126613LBとともに、先代のRef.116613LBもよく見つかります。外観が近いため、価格だけで選びがちです。
現行型は41mmケースとCal.3235を採用しています。先代は40mmケースで、ムーブメントは長く使われてきたCal.3135です。
| 比較する部分 | 現行126613LB | 先代116613LB |
|---|---|---|
| 登場時期 | 2020年 | 2009年 |
| ケース径 | 41mm | 40mm |
| ムーブメント | Cal.3235 | Cal.3135 |
| 駆動時間の目安 | 約70時間 | 約48時間 |
| ベゼル | ブルーセラミック | ブルーセラミック |
1mmの違いは小さく感じますが、先代はラグが太く、現行はブレスレット幅も変わっています。数字だけでは決めにくい比較です。
現行型が向いている人
現行型は、約70時間のパワーリザーブを持ちます。金曜の夜に外しても、月曜まで動き続ける可能性がある長さです。
ケース径は41mmですが、ラグの形やブレスレットとの釣り合いも変わりました。大きさだけで先代より重々しいとは言い切れません。
新しい機械や長い駆動時間に魅力を感じるなら、現行型が分かりやすい選択です。購入後も長く使う人にはうれしい部分でしょう。
先代を選ぶ理由も十分にある
先代のRef.116613LBは40mmケースです。腕が細めの人や、現行型を着けたときに大きく感じた人には有力な候補になります。
Cal.3135は約48時間駆動ですが、それだけで実用性が低いとはいえません。毎日着ける人なら、駆動時間の差を感じにくい場合もあります。
ケースの収まりを優先する人にとっては、旧型であることより、自分の腕に自然に乗るかどうかのほうが気になるはずです。
中古価格の安さだけで決めない
中古の掲載価格は、新品より低い例があります。ただし、同じ型番でも年式、傷、研磨歴、付属品によって金額は変わります。
最安値の商品を開くと、保証書がなかったり、ブレスレットの余りコマが不足していたりする場合があります。後からの入手は面倒です。
価格差の理由を商品ごとに確かめることが必要です。数万円の安さより、購入後に気持ちよく使える状態を選びたいですね。
ケースとブレスレットを見る
中古品では、傷が少ないかどうかだけでなく、ケースの輪郭も見ておきたいところです。研磨によって角が丸くなることがあります。
ブレスレットは、中央のゴールド部分に細かな傷が出やすい部位です。新品同様を求めるか、使用傷を受け入れるかで予算も変わります。
写真では判断しにくい場合、側面やバックル、ラグ周辺の画像を追加でもらう方法があります。わたしなら正面写真だけでは決めません。
付属品は将来の売却にも関わる
確認したい付属品は、国際保証書、箱、冊子、タグ、ブレスレットの余りコマです。とくに保証書は、個体情報を確かめる材料になります。
将来売る可能性が少しでもあるなら、購入時の付属品は保管しておきたいところ。買取価格は状態や時期によっても上下します。
もちろん、付属品が多ければ必ず高値になるとは限りません。ただ、同じ程度の個体を比べる場面では判断材料の一つになります。
購入前に試したい3ステップ
高額な時計ほど、調べる時間が長くなりがちです。それでも最後は、自分の腕と普段の生活へ置き換えなければ決められません。
難しいことを一度にする必要はありません。次の順番なら、現行型と先代、正規品と中古品の迷いを少しずつ減らせます。
- 普段よく着る服で現行型と先代を試着する
- 正規価格、新品価格、中古価格を別々に比べる
- 候補商品の付属品と研磨歴を一つずつ確認する
試着では鏡から少し離れ、全身の中で腕元を見てください。店内照明だけでなく、可能なら自然光に近い場所でも青を確かめます。
黒コンビと迷ったときの基準
同じ現行コンビには、黒文字盤と黒ベゼルのRef.126613LNもあります。青より落ち着いており、服装を選びにくいモデルです。
一方の青は、腕時計を着けた瞬間の高揚感が分かりやすい色です。所有する満足感まで含めて選びたい人には、青が残りやすいでしょう。
わたしなら、出番の多さを優先するなら黒、見るたびに気持ちが動くことを優先するなら青と考えます。価格だけでは決まらない比較です。
資産価値との付き合い方
青いコンビモデルは、中古でも正規価格に近い金額や、それを上回る金額で販売される例があります。ただし、相場は常に同じではありません。
買取価格と中古販売価格の間には、店舗の経費や保証、利益などが含まれます。販売中の価格を、そのまま売却額とは考えないほうが自然です。
値下がりしにくさは気になりますが、腕に着けず保管するだけでは寂しい一本でもあります。使用頻度との釣り合いも考えたいところです。
正規店と中古店の違い
正規店では公式価格で購入できますが、希望するモデルが常に店頭にあるとは限りません。来店しても出会えないことがあります。
中古店や並行店は在庫を確認して選べる反面、正規価格より高い新品もあります。すぐ買えることに、どこまで追加費用を払うかという話です。
時間をかけて正規店を訪ねるのか、在庫のある店で個体を比べるのか。自分の時間まで含めて考えると、選択肢が見つけやすくなります。
青コンビを納得して選ぶために
現行の青いサブマリーナーコンビは、41mmケース、約70時間駆動、300m防水を備えた華やかな実用時計です。
青と金が派手に感じるかは、写真だけでは決まりません。現行型と先代を腕に乗せ、普段着の中で確認することが近道になります。
まずは今週末、白か紺のよく着る服で試着してみてください。鏡から少し離れて腕元を見れば、自分が求めていた青かどうかを判断しやすくなります。












