サブマリーナーの価格を調べ始めると、「定価」「中古相場」「買取価格」という三つの数字が混在していて、どれを見ればいいのか迷いやすいんですよね。しかも2026年1月にロレックスが定価改定を行ったばかりで、古い情報が混じっているページも多くて。
『クロノヴィア』のトキオです。わたし自身、時計を調べるときに「この金額って定価?中古の売値?買取額?」と何度も混乱した経験があるので、今回はその三つをしっかり分けて確認してみました。
2026年4月時点の最新情報をもとに整理しているので、今まさに価格感をつかみたい方の参考になればうれしいです。
2026年の定価はいくら?
2026年1月1日にロレックスの定価改定が行われ、サブマリーナーも全モデルで値上げされました。ステンレスモデルの上げ幅はおよそ6〜7%前後で、ゴールド素材のモデルはそれ以上の上昇幅になっています。
- ノンデイト(124060)
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2026年定価:約149万4,900円(2025年比+約6.7%)
- デイト ブラック(126610LN)
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2026年定価:約168万3,000円(2025年比+約7.1%)
- デイト グリーン(126610LV)
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2026年定価:約176万4,400円(2025年比+約7%)
ここ数年を振り返ると、ノンデイト(124060)の定価は2024年が約131万円、2025年が約140万円、そして2026年は約149万円と、毎年じわじわ上がり続けています。2020年の発売当初が約96万円だったことを考えると、5年少しで1.5倍を超えた計算です。
中古の販売相場は定価より高い
正規店の定価を確認したあとに中古市場の販売価格を見ると、ほぼすべてのモデルで定価を上回る価格で流通しています。2026年4月現在、デイト ブラック(126610LN)の中古販売相場はおよそ210万〜270万円前後が目安とされています。
定価が約168万円なのに、中古でも210万円以上するというのは、最初に見たときは少し不思議な感覚があります。ただ、正規店での購入がほぼできない状況が続いているため、実質的に流通の中心が二次市場になっているのが現状です。
グリーンサブ(126610LV)の中古相場はさらに高めで、状態のいいものは250万円を超える価格で出ているケースも見られます。人気の高さと希少感が相場に反映されているモデルです。
買取相場は販売価格より下がる
手放す側の参考として買取相場も確認しておきます。2026年3月時点の買取価格(状態のよいもの)の目安は、ノンデイト(124060)が約198万円前後、デイト ブラック(126610LN)が約213万〜225万円前後とされています。
トキオ販売価格と買取価格、混同すると大きく勘違いしますよね
販売価格と買取価格は、同じサイトを見ていても別ページに分かれているので注意が必要です。「売れる」と思って調べた数字が実は販売価格だった、ということは起こりやすいミスです。価格を調べるときは、どちら側の価格を見ているかを先に確認する癖をつけると混乱しにくくなります。
正規店で買えない理由と今の制限
サブマリーナーは正規代理店でも店頭に在庫が並ぶことがほとんどなく、在庫確認の電話にも「現在取り扱いがございません」と答えるのがロレックスの方針です。これは日本だけでなく世界的な傾向で、供給量に対して需要がはるかに大きい状態が続いています。
さらに2024年12月から、正規店での購入制限ルールが厳格化されました。どのモデルでも1本購入すると、その日から6か月間は国内全正規店でロレックスが一切購入できないという仕組みです。同じモデルへの再購入制限はそれ以上に長く設定されているとされています。
購入時には顔写真付きの身分証明書の提示が必要で、この購入履歴は日本全国の正規店で共有されています。「とりあえず別のモデルを先に買っておこう」という行動が、希望モデルへの道を半年間閉ざすことになるため、正規店で買うことを目指しているなら順番の判断は慎重にしたほうがよさそうです。
ノンデイトとデイト付き、価格差の整理
定価ベースでは、ノンデイト(124060)とデイト付き(126610LN)の差は2026年時点で約18万円ほどあります。中古相場でも同様の開きがあり、ノンデイトのほうがやや価格帯は低めです。
- ノンデイト(124060):定価約149万円、文字盤がシンプルな見た目
- デイト ブラック(126610LN):定価約168万円、3時位置に日付表示あり
- デイト グリーン(126610LV):定価約176万円、中古相場はさらに高め
デザインの好みや使い方で選ぶのが基本ですが、「予算をなるべく抑えたい」という場合はノンデイトを中心に見ていくほうが選択肢が見つかりやすいかもしれません。
価格を調べるとき、最初の一歩は
サブマリーナーの価格を把握するには、まず「定価」「中古販売価格」「買取価格」という三つを別々に確認することが出発点です。2026年1月の改定後の定価はロレックス公式サイトや正規代理店で確認できます。中古相場はコメ兵・GINZA RASIN・大黒屋など複数の販売店を横断して見比べると現実的な価格感がつかめます。
相場は時期・状態・付属品の有無によって数十万円単位で変わることがあります。「フルセット(保証書・外箱あり)」と「ケースのみ」では同じ型番でも価格が大きく異なるため、比べるときは条件をそろえて見るのが大事です。
まず今日、公式サイトで最新定価を確認してから、GINZA RASINやコメ兵の販売ページを1〜2件見てみるだけで「今の相場感」はかなりリアルに見えてきます。焦らず、自分のペースで情報を集めながら判断してもらえたらと思います。










