デイトナのソーダライトとは?希少文字盤の特徴と相場を解説

デイトナを見ていて、深い青に白い模様が入った文字盤で手が止まった。そんな人もいるのではないでしょうか?普通のブルー文字盤とは、かなり雰囲気が違います。

こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。わたしも調べ始めたとき、「青いデイトナの一種」で済ませていいのか、ここで一度止まりました。

調べてみると、ソーダライトは天然石を使った特別な文字盤。しかも中古市場では、同じRef.116509でも通常文字盤とはかなり違う価格で並ぶことがあります。

目次

ソーダライトは天然石の文字盤

ソーダライトは、ロイヤルブルーを中心に白い筋や模様が入る鉱物です。Sotheby’sでも、Ref.116509の文字盤を「sodalite」と明記した個体が紹介されています。

このモデルでまず知っておきたいのは、一般的な青文字盤とは別物として見ること。色だけでなく、天然石らしい模様そのものが個性になります。

写真を何本か見比べると、青の濃さや白い筋の入り方には違いがあります。わたしなら価格を見る前に、まず文字盤をじっくり見ます。ここは好みがかなり出るところなんですよね。

トキオ

同じ青でも一本ずつ表情が違います

中心となる型番は116509

中古市場でデイトナのソーダライトを探すと、中心になるのがRef.116509です。ケースとブレスレットに18Kホワイトゴールドを使った40mmの自動巻きデイトナです。

Sotheby’sに登場した2007年頃の個体は、ソーダライト文字盤に8個のダイヤモンドインデックスを組み合わせています。ムーブメントはロレックス製Cal.4130です。

Ref.116509自体にはブラック、ブルー、グレー、メテオライトなど複数の文字盤があります。そのため、型番だけを見て「ソーダライトだ」と判断できない点には気をつけたいところです。

項目内容
代表的な型番Ref.116509Gなど
ケース径40mm
ケース素材18Kホワイトゴールド
ムーブメント自動巻き Cal.4130
文字盤ソーダライト+ダイヤモンドインデックス

実は16519にも存在する

ここは調べていて面白かったところです。ソーダライトのデイトナは、Ref.116509だけが最初ではありません。Sotheby’sでは、その前にRef.16519にも採用されたと説明されています。

Ref.16519はゼニス系ムーブメントを搭載した世代で、ホワイトゴールドケースにレザーストラップという組み合わせ。116509とは腕元での印象もかなり変わります。

一方、ホワイトゴールドのフルブレスレットとソーダライトを組み合わせるなら116509。この違いを知っておくと、探している途中で16519が出てきても迷いにくくなります。

中古価格は1000万円超もある

ソーダライトで気になるのは、やはり価格でしょう。2026年8月に確認した国内販売情報では、Ref.116509Gの中古品が約1070万円から1380万円で掲載されていました。

Chrono24でも国内で1265万円の掲載が確認でき、海外ではさらに高額な提示もあります。ただし、これは販売店や出品者が提示している販売価格で、買取価格ではありません。

通常文字盤を含む116509全体では、600万円台から800万円前後の掲載も多く見つかります。単純比較はできませんが、ソーダライトが高い価格帯で扱われる例は確認できます。

  • 国内中古では1000万円を超える掲載例がある
  • 通常文字盤の116509より高額な掲載が見つかる
  • 掲載価格と実際の成約価格や買取価格は同じではない

現行の青文字盤とは違う

現在のロレックス公式サイトには、ホワイトゴールドのRef.126509にブライトブルー文字盤があります。ここで「これが今のソーダライト?」と思う人もいるかもしれません。

ただし、現行のブライトブルーはソーダライトとは別の文字盤です。公式の現行ラインアップを確認しても、ソーダライトという文字盤は掲載されていません。

つまり、中古店で「ブルー」とだけ書かれている116509を見つけても、すぐソーダライトと考えないほうがよいでしょう。文字盤名と実物写真の両方を確認したいところです。

買うなら文字盤を先に見たい

わたしならソーダライトを探すとき、価格順ではなく文字盤の写真から見ます。天然石ならではの青と白の入り方は、あとから簡単に選び直せる部分ではないからです。

その次に確認したいのが、保証書や箱、販売店の説明、ケースとブレスレットの状態。1000万円前後まで視野に入る時計なら、数十万円の差だけで急いで決めたくないんですよね。

さらに文字盤が当初からその個体に付いていたものかも販売店へ聞いておきたいところ。高額な希少文字盤では、来歴まで含めて納得できる一本を選びたいです。

文字盤

青の濃さや白い模様を実物写真で見る。

付属品

保証書や箱の有無、年代を確認する。

状態

ケースやブレスレットの傷、仕上げ歴を聞く。

来歴

文字盤交換の有無など販売店へ確認する。

希少な青をじっくり選びたい

デイトナのソーダライトは、天然石の深いブルーと白い模様、ダイヤモンドを組み合わせた特別感の強い文字盤です。代表的なRef.116509は、ホワイトゴールドのフルブレスレットも魅力です。

現在の中古市場では1000万円を超える掲載も見つかります。ただ、天然石の表情や付属品、状態によって一本ごとの差は大きめ。価格だけでは決めにくいモデルだと思います。

気になる一本を見つけたら、まず文字盤の写真を2〜3本並べてみてください。青の濃さや白い模様を比べるだけでも、自分が惹かれるソーダライトがかなり分かってきますよ。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「クロノヴィア」トキオ

クロノヴィアでは、高級腕時計のブランドやモデルごとの違い、価格感、選び方に関するよくある疑問を、わかりやすく整理しています。

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