サブマリーナーを調べ始めると、わりと早い段階で「ノンデイトにするか、デイトにするか」という選択が出てきます。見た目は似ているようで、並べてみると印象がけっこう違うんですよね。
『クロノヴィア』のトキオです。今回はサブマリーナー ノンデイトをテーマに、現行モデルの仕様、デイトとの違い、中古相場の目安まで整理しました。
「なんとなくシンプルなほうが好き」という感覚だけで選んでも悪くないんですが、もう少し根拠を持って判断できると、あとで迷い直しにくいかなと思います。
現行ノンデイトは「124060」一択
現行のサブマリーナー ノンデイトは、リファレンス124060のみです。2020年に登場し、先代の114060から変更されました。ケースサイズは41mm。先代の40mmからわずかに拡大しましたが、ラグが細くなったことで見た目のバランスはむしろ整ったと言われています。
文字盤はブラックのみ、ベゼルはブラックのセラミック製です。ムーブメントはキャリバー3230を搭載し、パワーリザーブは約70時間。2〜3日着用しなくても動き続けるので、複数本を使い回す人にとっても使いやすい設計です。
2026年1月の価格改定後の正規店定価は1,494,900円(税込)です。改定前は1,400,300円でしたので、約9万円の値上げになっています。
デイトとの違いはどこか
ノンデイトとデイト付き(126610LN など)の一番分かりやすい違いは、日付窓があるかどうかです。ただ、それだけじゃなくて文字盤の印象もかなり変わります。写真で見るより実物のほうが差がはっきりするので、一度並べて見てみることをわたしはお勧めしたいんですよね。
- 文字盤のバランス
-
ノンデイトは3時位置に窓がなく、完全な左右対称になる
- サイクロップレンズ
-
デイトにはあり、ノンデイトにはなし。好みが分かれる部分
- バリエーション
-
デイトはカラー・素材が複数、ノンデイトはSS黒文字盤の1種のみ
- 正規定価の差(2026年1月時点)
-
ノンデイト124060が1,494,900円、デイト126610LNが1,683,000円
デイトモデルにはサイクロップレンズがついています。日付を拡大して見やすくする機能ですが、「あの出っ張りが気になる」という人もいます。ノンデイトを選ぶ人の中には、このレンズがないほうがフラットで好きという声が多いのも事実です。
ノンデイトが選ばれる理由
左右対称の文字盤デザインが、ノンデイトを選ぶ一番大きな動機になっていることが多いです。1953年に登場した初代サブマリーナーはノンデイト仕様で、その系譜を受け継いでいるというストーリーに惹かれるコアなファンも一定数います。
日付機能を時計に求めない人にとっては、余計なものがない分だけ使い勝手もシンプル。操作はリューズ1段階の時刻合わせだけで完結するので、複数本を使い回す生活にもすっきり馴染みます。
トキオ日付窓がないだけで、こんなに顔が違うんですよね
中古・流通相場の目安
124060の買取相場は2026年3月時点で、状態の良いもので約190万円前後という情報が複数の買取専門店から出ています。販売価格はさらにその上で、相場感としては200万円前後を目安にするケースが多いようです。ただし状態・付属品・時期によって動くので、あくまで参考値として扱ってください。
正規店での入手は引き続き難しい状況が続いています。中古や並行輸入品を検討するなら、販売価格と買取相場の差を把握してから動くことをわたしは大事にしています。焦って動くと、あとで「もう少し調べればよかった」となりやすいので。
付属品(保証書・外箱)の有無は買取・下取り価格に直接影響します。購入時から保管しておくことで、売却や下取り時の条件が変わることを頭に入れておくといいです。
選ぶ前に確認しておきたいこと
ノンデイトかデイトか迷っているなら、まず実物を見ることがやっぱり大事です。文字盤の左右対称感は、写真よりも実物を見たほうがずっとよく分かります。
- 日付機能を日常的に使うかどうかを先に考える
- 実物を時計専門店や正規店で一度見比べてみる
- 中古購入の場合は付属品の有無を必ず確認する
- 販売価格と買取相場の差は購入前に把握しておく
わたし自身が気にしたのは「10年後に飽きないか」という部分でした。サブマリーナーはある程度長く持つ時計ですから、今の気分だけで選んで後悔するのは避けたかった。ノンデイトのシンプルさは、時間が経ってもブレにくい印象があります。
ノンデイトを選ぶときの最後の話
サブマリーナー ノンデイト(124060)は、シンメトリーな文字盤とシンプルな操作性が特徴の現行モデルです。2026年1月時点の正規定価は1,494,900円、中古買取相場は状態の良いもので190万円前後が目安とされています。定価を上回る水準が続いており、入手には根気が必要な状況です。
バリエーションがブラック×ステンレスの1種類しかないことは、裏を返せば「これしかない」という迷いのなさでもあります。デイトのようにカラーや素材で悩む必要がないので、決めると早い人が多い印象です。
まず実物に触れてみることが、判断を早める一番の近道だと思います。近くに時計専門店があれば、比較のつもりで一度デイトと並べて見てみてください。それだけでかなりすっきりしますよ。











