ロイヤルオークを本気で検討しはじめると、まず価格のつかみにくさで止まりませんか?定価を調べたら思ったより高くて、中古を見たらさらに上回っていて、「そもそも相場ってどこで判断するんだろう」と迷い始めた方も多いと思います。
こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。わたしも時計を選ぶとき、価格の軸が定まらないままだと判断が後回しになりがちで、気づいたら何週間も調べ続けていた、なんてことがあります。
この記事では、ロイヤルオークの定価と中古相場の両方を、モデル別で確認しながら整理していきます。2026年時点の情報をベースにしているので、これから購入を検討している方の最初の目安として使ってもらえると思います。
まず定価の水準を確認する
ロイヤルオークの定価は、ここ数年で複数回の価格改定を経て大きく上がっています。2026年1月時点で、主力のステンレス41mm(15510系)はいずれも4,400,000円。37mmのSS(15550系)は4,180,000円が基準ラインです。
ジャンボ(ジャンボ エクストラ シン16202ST)のSS39mmは5,555,000円と、3針モデルの中では最も高い定価帯に入っています。かつて300万円台で買えた時代からすると、ずいぶん水準が変わりました。
- 15510ST(SS 41mm)定価
-
4,400,000円(ナイトブルー、ブラック、シルバーなど複数カラー)
- 15550ST(SS 37mm)定価
-
4,180,000円(ナイトブルー、グレー、ライトブルーなど)
- 16202ST(ジャンボ SS 39mm)定価
-
5,555,000円(ナイトブルー クラウド50ダイヤル)
- 26240ST(クロノグラフ SS 41mm)定価
-
6,105,000円(ナイトブルー、ブラック、シルバー、カーキグリーン)
定価だけ見ると「高いな」で終わりそうですが、問題はここからで、正規店でこの定価通りに購入できるケースはほとんどありません。ロイヤルオークは供給量が限られており、APハウスでの購入実績がないと案内すらされない状況が続いています。
中古相場はどのくらいか
中古市場では、定価を上回るプレミア価格での流通が続いています。わたしが調べていて一度止まったのは、15500系(旧41mm主力モデル)の買取相場が400万〜600万円前後という水準を見たときです。定価より高い価格で取引されているわけで、「相場ってどっちが本当の値段?」という感覚になります。
ブルー文字盤はさらにプレミアが加わりやすく、ブティック限定のブルー(15500ST.OO.1220ST.01)は付属品ありで700万円前後の取引事例も確認されています。並行市場への流通量が少ないモデルほど、上乗せ幅が大きくなる傾向があります。
クロノグラフの26331系は中古並品で500万〜700万円前後というレンジが2026年のひとつの目安とされています。ブルー文字盤の極美品では600万円台後半まで上がるケースも報告されています。
相場は落ち着いてきたのか?
2021〜2022年のピーク時と比べると、一部モデルでは相場が調整局面に入っているとも言われています。ただ、ロイヤルオーク本体は引き続き底堅いという評価が多く、5年スパンの推移を見ると市場価格が下落傾向にあるのはオフショアやCODE 11.59など別ラインという報告もあります。
完全に「バブルが弾けた」という状況ではなく、ブランド力と供給制限が続く限り大きく崩れにくいという見方が市場では主流のようです。とはいえ、過去のような急騰が再現されるとも断言できる材料は現状ありません。
トキオ定価超えが続いてる間は、正規店のほうが「安い買い物」になるんですよね
文字盤カラーで相場は変わる?
同じリファレンスでも、文字盤カラーによって相場に差が出るのがロイヤルオークの特徴です。一般的にブルー>ブラック>シルバーの順で人気が高く、相場もそれに沿って動きやすい傾向があります。
ただ、「ブルーなら必ず高い」ではなく、年式・状態・付属品の有無で最終的な査定額は変わります。わたしは文字盤カラーで先に絞り込みたくなるタイプですが、実際には箱・保証書の有無が100万円単位で差を生むこともあるので、そこは後回しにしたくないんですよね。
- ブルー文字盤は他カラーより概ね高めの相場になりやすい
- 付属品(箱・保証書)の有無で数十万〜100万円単位の差が出ることも
- ブティック限定モデルは市場流通量が少なく、特にプレミアがつきやすい
- 年式が新しいほど高値になりやすい傾向がある
同じモデルでも状態・付属品・年式の組み合わせで相場は大きく変わることを頭に入れておくと、価格を見るときのズレが少なくなります。
相場を見るときにどこを使うか
中古相場を確認したいときは、Chrono24や銀座ラシンのような実売掲載サイトで「今どのくらいの値段で出ているか」を複数チェックするのがわたしのやり方です。買取相場と販売相場は別物なので、この二つを混同しないように見ることが先決です。
買取業者の査定価格は、販売価格より数十万〜100万円ほど下がることが多いです。買取相場だけ見て「この値段で売れる」と思いすぎないよう、販売価格と買取価格のどちらを見ているかを意識しながら比較するのがポイントです。
相場をつかんでから次の一手へ
ロイヤルオークは、定価が高く、正規購入のハードルも高い。それでも中古市場でも定価を超える価格帯で流通しているのは、それだけ需要が継続しているということです。相場の全体像をつかんでおくと、中古で見た価格が「高いのか、むしろ安いのか」を判断しやすくなります。
気になるモデルが絞れたら、まずChrono24などで現在の実売価格帯を確認してみてください。販売価格と買取価格を分けて見ることを忘れずに。
「今の相場より安く出ている個体がある」と気づいたとき、それが本当に安い理由なのかを確認できる準備が整っていると、焦らず動けます。型番ごとに相場レンジが少しずつ違うので、気になるリファレンスを一つ決めてから調べると早いですよ。










