「サブマリーナー、また値上がったよね?」という話、ここ数年で何度聞いたかわからないくらい耳にしています。
『クロノヴィア』のトキオです。今回は、サブマリーナーの値上がりについて、実際の定価の推移や値上げの背景、中古・買取相場との関係まで、判断しやすい形にまとめてみました。
「今が買い時なのかどうか」で迷っている方の参考になると嬉しいです。
2026年1月、また定価が上がりました
2026年1月1日、ロレックスは今年も価格改定を実施しました。サブマリーナーのノンデイト124060は、旧定価140万300円から149万4,900円へ、約6.7%の値上げとなっています。
デイト付きの126610LNも同様に値上がりしており、スポーツモデル全体で概ね5〜7%前後の引き上げになっています(素材やモデルにより差があります)。
「また上がったか」と思うかもしれませんが、2019年以降ほぼ毎年改定が続いているので、今となってはロレックスの価格改定は年中行事みたいなもの。そこは先に覚悟しておく必要があります。
定価の推移、ここ数年でこれだけ上がった
124060(ノンデイト)を例に、発売からの定価推移を整理するとこんな感じです。
| 改定時期 | 定価(税込) |
|---|---|
| 2020年9月(発売当初) | 96万5,800円 |
| 2022年1月 | 111万8,700円 |
| 2023年1月 | 122万2,100円 |
| 2023年9月 | 134万4,200円 |
| 2024年1月 | 131万8,900円 |
| 2025年1月 | 140万300円 |
| 2026年1月 | 149万4,900円 |
発売から6年弱で、定価が約55万円ほど上がっています。わたしがこの数字を並べたとき、正直「これ、本当に腕時計の話?」と一度止まりました。
なぜここまで値上げが続くの?
主な要因は3つ重なっています。円安の進行、金相場の高騰、そしてスイスフランベースでの価格維持戦略です。ロレックスはスイスフラン基準で価格設定をしているため、円安が進むと円換算での定価が自動的に上がりやすい構造があります。
金・プラチナなどの貴金属相場が上昇した時期は、ゴールドモデルを中心にさらに大きな値上げが重なりました。2025年1月改定ではゴールド系が10〜15%前後の引き上げになっています。
- 円安
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スイスフラン基準の価格維持のため、円安になるほど日本での定価が上がりやすい
- 金相場の高騰
-
コンビ・ゴールドモデルはSSより値上げ幅が大きくなる傾向がある
- 需要の高さ
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正規店での供給量が限られており、人気スポーツモデルは慢性的な品薄状態が続く
中古・買取相場は今どうなってる?
定価が上がり続けた結果、中古・買取相場も連動して上昇傾向にあります。124060の買取相場は2024年時点で約160万円前後だったものが、2026年時点では約198万円前後(目安)まで上がっているというデータも出ています。
一時期のような「市場価格が正規の2〜3倍」という過熱感はやや落ち着いてきましたが、それでも中古でも定価より高い状態が続いています。「中古なら安く買える」とは言い切れない時代なんですよね。
なんぼやのデータによると、2026年4月時点でのサブマリーナー全体の市場相場は約178万円台で、3月より3〜4%ほど上昇しているとのこと。相場は月によってもかなり動くため、あくまで目安として見てください。
正規店で買える?今の入手状況
ピーク時と比べると、正規店での入手しやすさは多少落ち着いてきたという声もあります。ただ、サブマリーナーはいまだに正規店に行っても即購入できるケースは少なく、飛び込みで手に入るモデルではないのが現実です。
正規店ルートを目指すなら、まずは近くの販売店に現状を確認しに行くのが一番です。「今どういう状況ですか?」と聞くだけで、自分が想定していた道筋と現実のズレを確認できます。
トキオ正規店の状況は直接聞くのが一番早い
「今が買い時」って本当に言える?
「また値上がりするなら今のうちに」という話は毎年出てきます。ただ、今後の価格動向を断言できる人はいないし、勢いだけで動くのはわたしは好きじゃないんですよね。
一方で、「待っていれば安くなる」という期待も、この10年の推移を見る限り持ちにくいのも確かです。定価は上がり続け、中古相場もそれに連動している。そのことは頭に入れておいたほうが判断しやすいと思います。
- 正規ルートを目指すなら、まず近くの販売店で今の状況を聞いてみる
- 中古・並行を検討するなら、状態・年式・付属品と価格をセットで比較する
- 相場は月単位でも動くため、複数ショップや相場サイトを見比べる
動くなら、まず一つだけ確認してみて
サブマリーナーの定価は2020年の発売当初から6年弱で約55万円上昇し、2026年1月の改定後は124060が149万4,900円となっています。定価改定・円安・金相場という複数の要因が重なって、値上がりが続いている状況です。
中古相場も定価の引き上げに連動しており、「中古のほうが安く手に入る」という前提はもう通用しにくくなっています。買うルートを先に決めると、次に確認すべきことが自然に絞られてきます。
まずは正規店に現状を聞きに行くか、信頼できる中古ショップで今の相場をざっと確認してみてください。情報を一つ持つだけで、次の判断がずいぶん楽になりますよ。











