ロイヤルオーク・価格の全体像|定価・中古相場・値上がり推移をまとめて確認

ロイヤルオークの価格を調べ始めると、最初にぶつかるのが「定価と実際の市場価格がかけ離れている」という現実だったりします。正規店の定価を調べたら、中古市場ではそれよりずっと高い価格がならんでいた、なんてことはよく聞く話で、わたしも最初はここで少し混乱しました。

こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。今回は、ロイヤルオークの価格について、定価・中古相場・価格の推移まで、できるだけ整理してお伝えします。

「結局いくらくらいの時計なの?」という方にも、「これから買うか売るか迷っている」という方にも、判断の材料になれば嬉しいです。

目次

2026年現在の定価はどのくらい?

2026年1月時点の調査をもとにすると、定番のステンレス(SS)41mmオートマティックモデル「15510ST系」の定価は4,400,000円(税込)となっています。ブラック・ナイトブルー・シルバー・カーキグリーン・グレーとカラー展開がありますが、SS同士であれば定価は同じです。

「ジャンボ」と呼ばれる39mm・エクストラシン「16202ST系」はSS定価が5,555,000円。41mmクロノグラフ「26240ST系」はSS定価が6,105,000円前後です。ゴールド素材になると1,000万円前後の水準になります。

15510ST(41mm・SS・3針)

定価 4,400,000円(2026年1月時点)

16202ST(39mm・SS・ジャンボ)

定価 5,555,000円(2026年1月時点)

26240ST(41mm・SS・クロノグラフ)

定価 6,105,000円(2026年1月時点)

これらはあくまで調査時点の目安です。オーデマピゲの定価はスイスフランの為替動向で変動することがあるため、正規店での最新確認を忘れずに。

定価はここ数年でどう変わったか

ロイヤルオークの定価は、ここ数年で大きく引き上げられています。SS・41mmの3針モデルは、かつて220万円〜250万円前後で買えた時期があり、そこから複数回の価格改定を経て、現在の440万円前後まで上がってきました。

たとえば以前の定番だった「15500ST系」は、2022年8月時点で約291万円だったものが、同年9月に319万円、2023年1月に330万円、同年3月に346万円と、短いスパンで段階的に値上がりしました。現在は生産終了となっています。

定価ベースの上昇率は、過去数年で60〜70%程度という数字が出ています。一気に上がったわけではなく、こつこつと積み上げてきた値上がりというのが実態です。

中古相場は今どのくらい?

中古市場では、定価を大きく上回る価格で取引されていた時期がありました。ピーク時(コロナ禍〜2022年頃)には、SS・3針の41mmモデルが600万〜700万円前後で取引されていたケースも見られました。

その後、高級時計の相場全体が調整期に入り、ロイヤルオークも落ち着いてきています。2025〜2026年の中古相場は、15510ST系で450万〜600万円前後が目安の水準として語られることが多い状況です。ただし状態・付属品・販売店によって差が出るため、これもあくまで参考値です。

トキオ

定価よりは高いけど、ピークよりは落ち着いてる感じですね

定価と中古相場の差はなぜ起きる?

ロイヤルオークは正規店での購入が非常に難しいモデルです。オーデマピゲのブティックは国内で銀座・名古屋・大阪・福岡の4か所。来店予約制で、いわゆる「ウォッチリスト待ち」が続く状況は現在も変わっていません。

需要に対して供給が追いついていないため、並行市場・中古市場では定価を上回る価格がつきやすい構造になっています。定価で買えたとしても、そのまま転売すれば差益が出る、という状況が続いているわけです。

生産数が厳しく管理されているのはブランド側の意図的な判断でもあり、この供給制限が資産性を底支えする一因にもなっています。

資産として見るときに確認したい点

中古でロイヤルオークを買う・売るときに、価格に大きく影響するのが付属品の有無です。特に保証書の欠品は、数十万円単位の減額につながるケースがあるとされています。ここは見落としたくないポイントです。

  • 素材はステンレス(SS)が流動性・資産性ともに高いとされる
  • シンプルな3針モデルがもっとも取引が多い
  • 箱・保証書がそろっているかどうかで評価差が大きい
  • 定番サイズ(41mm前後)が流通量・需要ともに安定している

わたしなら、中古で買うとき、まず保証書の有無と保証書日付を確認します。付属品がそろった個体かどうかは、後々売るときにも必ず関係してきますから、ここは勢いで飛ばしたくない確認項目です。

価格を確認するときに見るべき場所

定価を確認したいなら、オーデマピゲ公式サイトまたは国内正規ブティックが一番確かです。ただし、ウェブ上に定価を明示していないモデルも多く「価格要問合せ」となっているケースもあります。

中古相場を見たい場合は、価格.comの価格推移グラフや、専門買取サイトの査定相場ページが参考になります。複数のサイトを並べて見ると、現在の実勢感がつかみやすくなります。

価格を調べるなら、まずどこを見るか

ロイヤルオークの価格は、定価・中古相場・買取相場の三つがそれぞれ別に動いています。「安く買いたい」「資産として持ちたい」「今売るといくらになるのか」、目的が違えば見るべき数字も変わります。

まず自分がどの立場から価格を知りたいのかを決めてから、情報を集める順番を決めるほうが、余計なところで混乱しにくいかなと思います。なんとなく気になって調べ始めると、「定価だと思っていたものが中古の販売価格だった」という見間違いが起きやすいので、そこだけは最初に意識しておくといいです。

今すぐ買えるかどうかを確認したいなら、まず正規ブティックへの来店予約から動いてみるのが、いちばん現実的な一歩です。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「クロノヴィア」トキオ

クロノヴィアでは、高級腕時計のブランドやモデルごとの違い、価格感、選び方に関するよくある疑問を、わかりやすく整理しています。

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