ロイヤルオーク在庫なしは当たり前?入手難易度と中古活用の現実

ロイヤルオークを調べ始めると、早い段階で「在庫がない」という言葉にぶつかります。正規店に問い合わせてもすぐには買えない、中古ならあるけど値段を見て驚く、という流れは、はじめて検索した人にとってはなかなかしんどいんですよね。

こんにちは、『クロノヴィア』のトキオです。ロイヤルオークの在庫事情は、何度か調べ直すうちにやっと全体像が見えてきたのですが、今回は「なぜ在庫がないのか」「では今どうすれば手に入るのか」という順番で整理してみます。

結論から言うと、正規店でロイヤルオークをすぐに買える状況は、2026年現在もほぼないと考えておいたほうが現実的です。ただ、その理由と、実際に取れる手段がわかれば、少し動きやすくなります。

目次

在庫がない理由はシンプルだった

オーデマピゲの年間生産本数は約4万本と言われています。一方でロレックスは年間70〜80万本とも言われているので、規模感がまるで違います。

しかも生産の大部分が手作業で行われていて、従業員数は約1200人ほど。供給量を大幅に増やす構造になっていないのが、在庫不足の根本にあります。

加えて、ロイヤルオークはここ数年で投資対象としての注目度も上がりました。需要が増えたのに供給は変わらない、という状態が続いています。「欲しいけど見つからない」という感覚は、気のせいではないんですよね。

正規店で買えるのはどんなケース?

APハウス(オーデマピゲのブティック)での購入は、基本的に既存客・常連客が優先される仕組みになっています。初めて来店してすぐ人気モデルが買えるかというと、まず難しいのが実情です。

待機リストに入れてもらえる場合でも、モデルによって待ち期間はかなり異なります。調べた範囲では、こんな目安が出てきました。

オートマティック(15500ST系)

待機リスト入りで6〜18か月程度とされるケースが多い

クロノグラフ

12〜24か月が目安と言われている

パーペチュアルカレンダー

18〜36か月以上と言われることもある

これはあくまで目安で、時期や店舗、担当者との関係によっても変わります。「ブティックに通うこと自体が購入への近道」という話をよく聞くのは、こういう背景があります。

定価はいくらくらい?

2025〜2026年時点の定価(税込)で確認できた主なモデルは以下の通りです。

モデル定価(税込)目安
15500ST(オートマティック)約346万円
15500OR(ピンクゴールド)約522万円
26715ST(クロノグラフ)約451万円

定価だけ見てもかなりの金額ですが、中古市場ではこれを上回るケースが珍しくないのが、ロイヤルオークの特殊なところです。

Chrono24の2026年最新データによると、コンディションが良い15400系の中古価格は600万円前後が一つの目安になっている、という情報もありました。数年前と比べると、かなり上がっています。

中古市場で探すのはアリか?

わたし自身、正規店ルートに時間をかけながら並行して中古も見ていたのですが、中古は在庫の回転が速く、状態のいいものはすぐ売れます。気に入った1本があっても、次の日には消えていたりする。

トキオ

見てたやつ、もう無くなってた

中古で探すなら、銀座RASINやChrono24のような実績のある販売店・プラットフォームを使うことが一つの基準になります。付属品の有無・保証書・仕上げ状態は必ず確認するようにしたいところです。

また、並行輸入品(未使用品を海外から仕入れたもの)という選択肢もあります。ただし価格帯は中古より高めになることが多く、保証の範囲についても事前に確認が必要です。販売価格と買取相場は別物なので、その点は混同しないようにしてください。

入手を急ぎすぎないほうがいい場面もある

ここは一度止まって考えたいところで、「在庫を見つけたから買う」という流れは、ロイヤルオークに関しては少し危ないかなと思っています。

モデルによって中古相場の安定度がかなり違うので、どのモデルを狙うか先に決めておくことが大事です。15500ST系なら流通量がある程度あるので探しやすいですが、限定系や生産終了モデルはまた別の話になります。

「相場が上がっているうちに」という気持ちで勢いで決めると、あとから「なぜこのモデルにしたんだっけ」となりやすい。欲しいモデルを決めてから動く順番が、個人的には大事だと感じています。

在庫を探す前に決めておきたいこと

  • 狙うモデル(型番)を先に一本に絞る
  • 正規店ルートと中古ルート、どちらを優先するか決める
  • 中古なら付属品・仕上げ・保証書の有無を確認する
  • 並行輸入品は定価との価格差と保証範囲を事前に確認する
  • 相場が動いているときほど、判断基準を先に持っておく

ロイヤルオークと長くつきあうために

在庫がないのは事実ですが、「だから諦める」と「だから動き方を変える」は全然違います。正規店のブティックに一度足を運んで顔を覚えてもらう、中古の相場観を先にしっかりつかんでおく、その二つはどちらも無駄にはなりません。

ロイヤルオークの中古相場は、ここ数年で大きく動いています。2022〜2023年にかけて過去最高水準を記録し、その後やや落ち着いてきた、という流れがありました。今後どう動くかは断言できませんが、流れをつかんでおくこと自体が、後悔しない判断につながります。

まず型番を一本決めて、正規店か中古かのルートを絞る。それだけで、次に何を見ればいいかが一気にクリアになりますよ。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「クロノヴィア」トキオ

クロノヴィアでは、高級腕時計のブランドやモデルごとの違い、価格感、選び方に関するよくある疑問を、わかりやすく整理しています。

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